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ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ ダンジョン&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記- 機種:AC, SS, PS3 作曲者:甲田雅人 発売元:カプコン 発売年:1996 概要 TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を原作にしたベルトスクロールアクション。 『ダンジョンズ&ドラゴンズ タワーオブドゥーム』の続編に該当する。 セガサターンに移植されたほか、後にPS3で『ダンジョン&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-』というタイトルのリマスター版が発売。 音楽は全曲甲田雅人氏が作曲。甲田氏らしい力強いオーケストラ曲が目立つ。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 ファンファーレ コイン投入 決断の時 プレイヤーセレクト プロローグ 旅立ち ステージ1 冒険の書 トリンタン村の戦い ステージ2/ステージ5-A 厄災の始まり 鬨の声 使命 べスビア川を下れ ステージ3-B 奇襲 精霊~テーマ~ 累卵の危うきにありて 重戦車ジャガーノート ステージ3-A 安堵 激戦シャドーエルフ ステージ4 宿敵 テルアリン 第2回アーケード271位 運命の輪 テルエレロン 静寂 腐海に眠るもの ステージ5-B 屍と財宝 隠し部屋 闇に潜む眼光 異郷の人々 木々のかけ橋 ステージ5-C 暗き御座の冥王のもとへ ステージ7 至難の獄 ステージ6 迷いの森 ステージ8-A 幻惑の森 過ぎ越しの宴 ステージ8-B 癒しの音色 神秘の石 ロストワールド ステージ9 飛翔のパラテウム 螺旋状の戦い ステージ10 第2回アーケード47位 悪夢の正体 最終決戦 エピローグ 我に加護を~死の中の初子~ サウンドトラック カプコンゲームサウンドトラック ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドウ オーバー ミスタラ PV
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緩やかに曲がり、緩やかに登る小道。 舗装はされていない。が、よく手入れされていて、乗用車なら問題なく通れそうだ。 両脇は雑木林に囲まれている。この時期ではすっかり葉を落とし、静かでひっそりとした印象だ。 そんな、地図にも載っていないような小道を、1人の少年が歩いている。大人びては見えるものの、未だ少年と呼ぶほうが似つかわしい顔つきだ。 3桁の寂れた国道からこの小道に入って、はや十数分。徒歩なので大した距離ではないはずだが、方向感覚も距離感覚も、とうに失ってしまった。 (こんなに、遠かったっけ) この道を通るのは初めてではない。しかし、徒歩では初めてだ。 足を止め、登山用の大きなリュックを背負いなおす。顔を上げると、小道の先に階段が見えていたことに気づいた。その先に、堅牢な門と、延々と続く塀。 ようやく、目的地に着いた。安堵の息をつくが、大変なのはこれからである、と自覚しているので、彼の表情は硬い。 門の下で、ひとつ深呼吸。 「突然の訪問、申し訳ありません! 宮垣和成が次男、恭二と申します! どうか、御当主様にお目通り願えないでしょうか!」 精一杯の声量だが、屋敷の広さを知る彼には、それでも声が届いたか確信が持てない。 もう一度声を上げようと息を吸ったところで、通用口の方が開かれた。 「無礼を承知でお願い申し上げます。御当主様にお願いしたいことがあり参上しました。ぜひ、ひとめ御当主様に!」 顔を覗かせた青年が口を開く前に、深々と頭を下げて畳み掛ける。 「今すぐにとは申しません。御当主様にお暇な時間があるときで構いませんので――」 「良いよ」 「軒下ででも待たせてもらい――へ?」 「良いよ、と言ったんだ」 「あ、ありがとうございますっ」 長期戦を覚悟していた彼は、あまりにもあっさりと承諾され、かえって困惑した。アポイントメントなしで会えるほど、宮代の当主は安くなかったはずだ。が―― 「――あの、案内していただけるのでは」 青年は通用口に立ったまま、動こうとしない。気まずい沈黙に耐え切れず、催促してしまう。 「案内、というか……いや、それは本気で言っているのかい? なら、ちょっとショックだな」 妙なことを口走る青年の顔を、まじまじと見る。どこかで見たことのある顔―― 「い、市郎さんっ!? いや、失礼しましたっ、市郎様!!」 「まったく、良く剣の稽古をつけてやったのに。顔も忘れるほど会ってなかったか?」 はたはたと手を振りながら通用口に立つ青年は、日の本で最も多くの犬神を抱え込む武力集団、『宮代』を束ねる現当主、宮代市郎その人であった。 「すみません、その……」 「そう畏まるな。宮代の栄華も今は昔、だ。今の僕は、まあ良く言って“貧乏な旧家の若旦那”ってところだな」 宮代家上屋敷の小道を、市郎のあとに続いて歩いていく。まさか、訪問した当の本人の顔を忘れていたとは。 それにしても――言い訳がましいとは思うが、恭二は内心思わずにはいられない。 市郎さん、変わった。明るくなった。 先代の当主――市郎の父親――は漁色家であったが、市郎は正妻も含めて唯一の子どもであった。つまり生れながらの次期当主であったわけだ。当然、当主としての英才教育を施されてきた。 しかし、市郎は宮代の大人たちに染まることなく、むしろ反面教師にして、驚くほど宮代的では無い人柄を形成してしまった。 恭二自身をはじめ若い世代は、市郎を良き兄貴分として慕った。一方長老衆は、そんな市郎を好ましく思うはずがない。 下からの期待と上からの圧力で、相当な心労があったのは想像に難くない。反対を押し切り、遠くの大学へ進学したのも(しかも大学院まで進み、6年間宮代を離れていたのだ)その表れだろう。 人の話は熱心に聞くけど、自分の考えや感情は表に出さない。そして時々見せる、諦観にも似た憂いの表情。そんなのが、恭二の印象に残っている市郎の姿だ。 そんな市郎が、気さくに話しかけてくる。 この変化の契機は、間違いなく、“黒”の反逆であろう。 恭二自身は――というより、宮垣家自体が、この件に関与しなかった。分家頭である父の和成が、宮垣の保身のために病と偽って距離を置いていたのだ。 経緯も結末もわからない。が、長老会議の崩壊と分家衆の離散という事実からおおよそ推測できる。 それが、市郎を今のように変えた――むしろ、本来の姿に立ち返らせるきっかけになった、ということも。 それにしても。そう、それはわかっているが―― (市郎さん、なんでハンテン姿でうろついてるんですか……) ポロシャツの上にハンテンを羽織っている市郎なんて、見たことがなかった。 「構わないだろう、自宅の庭先を散歩しているだけなのだから」 思わず背筋を伸ばす。内心を見透かされてしまった。 「いえ、別に……その」 「まるで狐を見るような眼だったぞ? ――ま、せっかくの客人を虐めるのはこれくらいにしよう」 おどける市郎を、本人にはばれないように窺う。本当に、別人のようだ。 「誰か――ああ、白華。客人だ。荷物を運んであげて。約束の時間まで、しばらく彼と散歩しているよ」 玄関で市郎が呼ぶと、ひとりの犬神が出てきた。恭二にも見覚えがある。 「お久しぶりでございます、恭二様」 恭しく礼をするなり、白華は恭二の荷物を受け取った。きびきびとした彼女の様子に、辞退する暇もない。 「久しぶりです、白華さん。すみません」 荷物は半ば奪われるように持っていかれてしまった。 「さて、恭二君。僕はこのあと人と会わないといけないけど、それまで、ちょっと散歩でもしようか。積もる話もある」 恭二に断る理由はなかった。 「折角尋ねてくれたところを、悪いね。ゆっくりとできなくて」 「いっいえ」 例の一件の後から十分に手入れがされていないのだろう、上屋敷の庭はすっかり枯れた雰囲気になっていた。庭師が偏執的に造り上げていた日本庭園には、落ち葉と枯れ草が散乱している。 すっかり変わった上屋敷と、少しだけ変わった市郎。 知らない場所に迷い込んだような感覚を覚え、恭二は何だか居心地が悪くなってきた。 「荷物が多かったようだが」 「はいっ!?」 反射で大きな声が出てしまう。市郎が苦笑している。 「荷物が多かったようだけど、今日は泊まっていくのだろう?」 「いえ、その……実は、市郎さんに折り入ってお願いがありまして」 いつまでもうろたえていられない。徒歩で山奥の上屋敷まで来たのは、思い出話をする為だけではない。 「家出かい?」 市郎の言葉に、恭二は思わず足を止める。 「……その通りです」 恭二に合わせて足を止め、こちらに振り返っていた市郎に気まずく返事をする。 「だが、単なる家出ではないね。宮垣の御仁は相当な“たぬき”だから、恭二君の家出をみすみす許容しない。かといって人質に出すほど宮代的でもない。さて――」 見たこともない、いたずらっ子のような表情。 「どんな口上を聞かせてくれるのかな?」 観念して、正直に話すことにした。 「……父は、宮代から独立するつもりです。でも、自分は、市郎さんと縁を切るべきじゃないと思ったんです。市郎さんなら、きっと宮代を立て直すから。いや、本当は」 一つ、深呼吸をする。 「本当は、市郎さんが宮代を変えるのが見たいだけです。それを見るのは、俺が宮垣の一員として兄さんを支えていくのに、きっと必要になると思って……」 そこで言葉が途切れる。道中、散々台詞を考えてきたはずだったのに、結局は青臭い本音を言うことしかできなかった。 「――なら、見ていくと良い」 少し笑って、市郎が応えた。 「特別なことをするつもりはないけれど、気が済むまで居ると良い」 市郎が歩き出す。少し遅れて、恭二も慌てて後を追う。 「……でも、市郎さんは宮代を変えるつもりなんでしょう?」 緊張で上ずりそうになる声を、どうにか抑えて尋ねる。 「変える、ね。厳密には違うな。今の宮代には、変えることができる何かなんて残っていない」 今度は市郎が足を止め、振り返る。 「宮代とは、何だと思う?」 恭二には答えが思いつかない。 「犬神に裏付けられた暴力? 歴史に裏付けられた政治への影響力? 僕はね、怨念だと思う。身内も周りの人たちも、何もかもを不幸にして力を欲しがって、結局掴んだのは、恨み、つらみ」 市郎が何を指してそう言っているのか、さっぱりわからない。当主だからこそ知りえる何かが、そう言わせているのだろうか。 「ま、今は怨霊など消えてなくなった。僕はただ、新しい家を作るだけだ」 市郎は柔らかく笑うと、再び歩き出した。 「市郎さんなら、できますよ」 掛け値なしにそう言って、市郎の後に続く。 その後姿に、いつか追いつきたい、と強く思いながら。 自室としてあてがわれた客室も、久々の風呂場も、上屋敷は何だかんだで懐かしく感じられてしまった。 「ふう」 風呂上りに、随分と寂しくなった屋敷を散歩する。以前はひっきりなしに女中やらとすれ違ったものだが、廊下は怖いくらいの静寂に包まれている。 「盛者必衰、かぁ……」 いや、でも。市郎とのやり取りを思い出し、沈む気持ちを振り払う。 (きっと、市郎さんなら、これからもっと賑やかになる) 外の空気が吸いたくなり、箱庭に出ることにした。箱庭とは本来ミニチュアのことをさすが、上屋敷では大広間と当主書斎をつなぐ回廊の中にある小さな庭園のことをさす。 どうやら、月の綺麗な夜のようだ。回廊に繋がる廊下にまで、月明かりが差している。 「あっ……」 他の庭園はともかく、箱庭は良く手入れがされていた。しかし驚いて声を詰まらせたのは、そのためではない。 「あらま、見ない顔ねぇ?」 先客がいた。箱庭に下りる階段に腰掛ける、浴衣姿の女性。 清純な瑞々しさも感じさせるが、大人の雰囲気も漂う、不思議なひとだ。波打つ栗色の髪に淡い月の光が照らされ、その雰囲気を一層引き立てる。 女性の空気にのまれ、立ち尽くしていると、女性は自らの傍らを少し空け、 「まあ、お座りなさいな。少し、お話しましょう?」 ぽんぽん、と、傍らを軽くはたいた。 「……失礼します」 断るのもなんとなく悪い気がし、勧められるままに座る。 「月が綺麗ねえ」 柔らかく微笑微笑みかけてくる女性に、適当に相槌を打つ。 (何だろう……違和感?) この女性の雰囲気が、どうにもひっかかる。何が、と問われても返答に困ってしまうのだが。 そもそも、女性から漂う花の蜜のような香りが、何かをこっそりと狂わせているようでならない。 (落ち着いて……今、上屋敷にいる可能性があるのは市郎さんと犬神たちだけで、でも、このひとは明らかに犬神ではない……) 「どうしたの、難しい顔しちゃって?」 にわかに、香りが強くなった。反射的にのけぞる。 「美人を隣に置いておいて、考えごと?」 女性が覗きこんでいた。追いかけるように身を乗り出してきたので、箱庭全体に充満しているのではないか、と錯覚するほど、肺が香りで満たされる。 「いっいえ、違います!」 「ふうん、じゃあ、なにをぼおっとしてたのかなぁ?」 更に顔を近づける。 緩く波打つ髪が、彼女の頬を流れて鼻先をくすぐってくる。 白い頬といたずらな輝きが踊る瞳を前に、冷静に受け答えができるはずもない。 「ふふっ、かぁいい反応」 女性は彼の鼻先をちょんと押して身を引いた。 「……あんまりからかわないでください。その、女性には慣れていなくて……」 必要以上に血液を運びだした心臓を押さえ、どうにかそれだけを搾り出した。 「あらま、まさか女を知らないの? 宮代の男子が、ねぇ……」 彼の言葉に反応した女性が、底意地悪く聞き返してきた。 「いや、俺、いや自分は、次男ですし、学校は男子校でしたし、うちの家はそういうのに厳しくって」 「いやあねえ、そんなにうろたえたら、ボクはドウテイでーす、っていってるものよぉ?」 良い獲物を見つけた、といわんばかりに挑発的な言葉を投げかける女性。 反論しようにも、どうしようもなく頬に血が集まるのを感じてしまう。 女性の追及はなおも続く。 「でも、女の子に興味は、もちろんあるんでしょう?」 再度身を乗り出す。今度は彼の太股に手をつき、身体ごとすり寄せるように。 「……それは、もちろん」 「だよねぇ?」 さらに身を乗り出す。むしろ、覆いかぶさっているといっても過言ではない。 「ちょ、ちょっと、近すぎですっ」 逃げようにも、既に下半身に乗られてしまっている。女性を力任せに振り払うわけにもいかず、 「えい」 そのまま、押し倒されてしまった。 「な、何をする気ですか……」 緊張のあまり声がかすれる。 「あら、何をされる気なのかなぁ?」 完全に馬乗りになった彼女は、つつ、と人差し指で彼の腹部を撫で上げる。 「しょ、初対面の人に、こんなこと」 「だから、どんなこと?」 彼女の指は胸の先端を触れ――る前に、恭二に捕まえられた。 「あらま、理性の強いこと」 目を丸くした女性が、少し呆れたように呟く。 「分家とはいえ、自分も宮代の男です。見ず知らずの女性とみだりに関係を持つのは」 「みだりに関係を持つのが、宮代の男ではなくて?」 さえぎってきた女性の問いには答えず、上半身を起こす。 「今はともかく、本来の宮代はそうであり、自分はそうありたいのです」 努めて冷淡に突き放す――が、内心は甘い香りが直接脳を侵しているのでは、と思うほど眩暈にも似た陶酔感に揺れている。 「さあ、どいてください。こんなことはもう――」 「金城、耀(きんじょう、よう)」 彼女を押しのけようとした手が、今度は逆に捕まえられた。 「名前。金色の城に、かがやかしい、って言う意味の、耀。派手でしょう?」 捕まえられた指に、彼女の指が絡められる。細くしなやかな感触に、逃れることができない。 「あなたのなまえ、教えてもらえるかしら?」 もう片方の手を添えながら、潤んだ瞳で見上げられる。 感覚が、彼女の香りと、長いまつげと、上気した頬の緋色でいっぱいになる。 「……恭二です。宮垣、恭二」 「きょうじ、くん」 「は、はい」 間の抜けた返事に、耀は花がほころぶように微笑んだ。 「これで、見ず知らずの間柄ではなくなったわね?」 掴まれた手に、頬を寄せてくる。ほんのりと、あたたかい。 「ふふっ、いまどき珍しいほど、まっすぐなひとね」 ゆっくりと、身体を預けてくる。再度押し倒されることはなかったが、完全に耀を胸の中に納める形になってしまった。 「すてきなひと」 音もない衝撃。彼女の顔が遠ざかってから、口づけされたことを理解した。 「満月のせいかしら。へんに興奮してる」 熱っぽい吐息を漏らしながら、掴んだままの手を自らの胸に押し当ててくる。浴衣の薄い生地の下、柔らかな感触、その奥に、確かに鼓動を感じる。 「お願い、きみに、鎮めてもらいたいな」 瞳を閉じ、ゆっくりと耀の唇が近づいてくる。 桜色の唇。それしか見えない。 「んっ」 どちらともつかない、鼻から抜ける吐息の後、唇が重なった。 先ほどの掠めるような口付けではない。耀の舌が、するりと入ってくる。 「ん、んんぅ……」 息苦しくなって呻き声が漏れるが、その隙を突いて、さらに奥深くまで侵入してくる。 甘い香りと、粘膜の感触に、段々と思考が停滞していき―― 寸前に、思い切り唇を噛んだ。 驚きの表情で耀が身体を離す。彼女の唇は口紅ではない赤に染まっている。 「あんた……狐だろ?」 荒い息を吐く恭二。口元からは血が流れ、顎へと伝っている。 「なんか、おかしいと思ったんだ。どんどん視野が狭くなってくっていうか、思考が誘導されてるような感じがした。女の色香、って言うレベルじゃない」 口元を拭う。我ながら、結構深く噛んだものだ、と感心してしまう。しかしこの痛覚と血の味が、甘ったるい彼女の香りを一掃してくれた。 「へえぇ、ばれちゃうとは、思わなかったわぁ?」 耀が微笑んで髪を揺らす。すると、三角の耳がぴょこん、と飛び出す。 「そう、あたくしは狐」 先ほどの可憐な微笑と同一人物とは思えない、いやらしい笑みでそう宣言すると、力任せに恭二を押し倒す。 「やっ……やめろ。狐が、宮代の屋敷から生きて帰れると思うのか」 妖狐と宮代は不倶戴天の敵である。その宮代の屋敷で妖狐が狼藉を働いて、ただで済むはずがない。 「俺が大声を出したら、あんたは終わりだ」 最大の切り札を、自信を持って切った。はずだったが―― 「ふうん?」 耀は全く意に介しない。 「あんたがどれだけの力自慢か知らないけど、何十もの犬神相手に――」 「あらあら、すぐに荒事にことを持っていく。宮代はこれだからいやなのよねぇ」 精一杯凄むが、文字通り暖簾に腕押し。 「……自業自得だからな」 力ずくで叩き出すしかない。自分の力でそれができないのは悔やまれるが、仕方ない。 助けを求めるべく、肺を空気で満たす。が―― 「狐に迫られてボッキしてる」 吐き出すべき息が、喉で詰まってしまう。 「――そんなの見られちゃうなんて、確かに自業自得ねぇ?」 行き場のない怒気が胸を渦巻く。いたぶるように見上げる耀に対して、ではなく、はちきれんばかりに充血している自分に気付いたからだ。 「貴様……」 「やぁん、そんな目で見ないでほしいわぁ?」 言葉とは裏腹に、耀の瞳は爛々と輝いている。 「余計、いたぶりたくなってしまいますもの」 そういうなり、血まみれの唇に再度吸い付いてきた。 「んーっ、んんぅっ!」 屈辱と激痛に身を捩じらせるが、どんなに力を入れても耀はびくともしない。 気がつかないうちに、マウントポジションを取られていた。しかも耀の押さえ込みは巧みだ。抵抗する恭二に合わせて重心をずらし、まるで暴れ馬をいなすように捌かれてしまう。 顔を背けようにも一瞬で気取られ、後頭部をしっかと固定されてしまう始末。 「ぷは。もう……元気なのはここだけでよろしいのに」 唇を離した耀は、にたにた、としか形容の仕様がない笑いを浮かべ、下半身へと手を伸ばす。 「やめろっ!?」 逃げる暇もない。夜着のズボンから侵入してきた彼女の手に、あっさりと捕まってしまう。 「うぅ……」 「んふふっ、大事なトコロを握られちゃったら、下手に暴れられないよね?」 彼女の細い指が、敏感な先端をゆっくりと撫ぜ始める。 「大丈夫、びっくりするくらい、きもちよくしてあげる」 箱庭が熱の籠った吐息で満たされる。 恭二は、ただひたすら身を硬くして耐え忍ぶ。その様子を目を細めて眺めながら、耀は間断なく責め続ける。 「ねえ、きょーじくん」 耀が、額が触れるまで顔を近づけ、呼びかける。 「きょーじ、くん」 彼女の指の動きが、若干緩む。恭二は仕方なく瞳を開いた。 「こんなに頑張るとは思わなかったわ、きょーじくん。音を上げて、おねだりしてくるかと思ったけど」 いつ暴発してもおかしくないが、絶妙な力加減がそれを防いでくる。 「でも、つらいでしょう、くるしいでしょう? もう、我慢しなくてもいいのよ?」 優しく、諭すように語りかける。 「一言、きょーじくんが一言でもお願いすれば、ちゃんときもちよくしてあげる」 きっと、本当に一言でも言ったら、苦役のような快楽は180度反転するだろう。とてもとても、きもちよくなるだろう。でも、それでも。 「……宮代は、狐に屈しない」 心のどこかで後悔の悲鳴が上がるが、それでも恭二は言い切った。 「そう――」 だからといって、身体には反抗できるほど余裕はない。やけに嬉しそうな耀が手を抜いてゆっくりと体勢を変えたが、そんな好機にも何もできない。 「ほんとに、あたくしを悦ばせるのがじょうずなコねえ?」 ズボンをずり下げ、膨れきったもの外気にさらす耀。先端からは蜜が溢れ、月の光に照らされて光を反射させている。 「やせ我慢が好きな男の子、好き。あたくしのために、せいぜい我慢して?」 「だ、だれがあんたのためにっ、いぃ……」 途中で声にならなくなる。身体の芯が真っ白になるような衝撃と、制御できない腰の痙攣の後――熱く、ぬめった柔らかい感触に、目の前の狐と交わっていることに気付いた。 同時に、彼女の中で果ててしまったことも。 「……ちくしょう」 そう、妖狐に手篭めにされ、いいように射精してしまったのだ。情けなさとやるせなさに、自然と涙がこぼれてくる。 「んふっ、はじめてなんだから、すぐイッちゃったからって恥ずかしがることないのよ?」 頭を撫でてくる手を振り払うが、逆に手首を掴まれてしまう。瞬間的に激昂しそうになったが、すんでのところでブレーキをかける。狐の前で駄々をこねるような真似は、それこそ宮代の恥だ。 「そうそう、その顔よ?」 冷静さを取り戻そうとする恭二を満足そうに見下ろしながら、耀は腰を動かし始めた。 捻りと、円運動と、上下運動が一体になった複雑な動きだ。加えられる快感は生半可なものではない。一度吐き出しても緩みもしなかったものが、あらゆる角度と方向でしごき上げられる。 「……っ、ぅっ……!」 上半身を捻って逃げようとするが、もう片方の手も掴まれ、そのまま押さえ込まれる。身体も快楽も逃げようがない。ただ歯を食いしばって、耐えるしかない。 「ほぉら、ね、きもちいいでしょぅ? きょーじくんのペニス、大喜びで跳ねまわってるわぁ」 妖しげな運動で責め上げながら、耀は恭二の潤んだ瞳を覗き込む。 「ヒトのカラダは、もっときもちよくなれるところが沢山あるの。お尻も、乳首も、みんなあたくしが教えてあげる」 彼女の両手に力が込められる。 「ねぇ、素敵だとおもわない? こんなきもちいいこと、思う存分楽しめるなんて」 快楽の炎が爛々と瞬く瞳にまっすぐ見据えられる。強烈な快感で思考が霞みはじめている恭二は、その二つの煌き以外は認識できなくなってしまった。 「きょーじくんが望むなら――その前に、もういっかいイッちゃいましょうねぇ?」 苦笑しながら頬を撫でる彼女。恭二の意識はもう、現実世界とは違う場所に漂っている。 ラストスパートに入る。段々と、単調だが激しい上下運動に変化し、容赦なく高みへと追い上げる。 「あぁ、――っ」 もう我慢など効かない。あっけなく終わりを迎えた。 「ねえ、恭二くん。――」 白む意識の中、何かを聞かれたような気がした。 が、その問いが何であったかを確認することもできないまま、意識を手放してしまった。 ふと気がつくと、あてがわれた客室の布団に座っていた。 目が覚めた、というわけではない。いつから起きていたか、わからない。 「恭二様、恭二様。起きていらっしゃいますか?」 白髪の老人が声をかけてくる。確か、朗伯(ろうはく)という名の犬神だったか。 ぼんやりと座っているところを彼に声をかけられ、意識が現実世界に戻ってきた。そんな感じだ。 「ああ、うん……起きています」 「朝食です。ですが、調子が悪いようでしたら、何か消化の良いものを作らせて、こちらに持ってきましょうか」 無意識に唇を――昨夜、自ら噛み切った唇を――撫でる。そこは確かに、鈍い痛みを伝えてきた。 「恭二様?」 「……だ、大丈夫ですっ。すぐに行きます」 今度こそ覚醒した。 大急ぎで身支度をして――夜着が昨夜着ていたものとは異なるものに変わっていたのも、昨夜の情事が夢でないことを証明している――離れへと向かった。 離れといっても、一般的な一軒家ほどはある、屋敷と渡り廊下で繋がれた建物だ。ひと昔前に、どこぞの長老が愛人のために増築したものらしい。現在は市郎と、彼の妻である“黒”の私的スペースとして使われている。 その離れで、市郎に朝食を呼ばれていたのだ。玄関からは白華に案内されて、ダイニングへと通される。 「おはよう、恭二君」 「……あ、はいっ。おはようございます」 食卓には、珍しいくらいに日本的な献立が並ぶ。3人分だ。 「悪いね、うちもすっかり貧乏になったから、こんなものしか出せないけど」 「いっいえ、有難いです、本当に」 昨晩の情事ですっかり疲労困憊してしまったので、味噌汁の柔らかな香りに堪らなくなってしまう。ただ、塩鮭は唇の傷に沁みそうだ。 「もう少し待っていてくれないか。今日はもう1人、客人がいるんだ」 「その必要はないわ」 空耳か――と思ったが、残念ながら夢でも幻でもない。後ろに立っていたのは、紛れもなく金城耀であった。 「あ、あ、あんた……」 飛び退って絶句していると、耀は艶やかな笑顔を向けてきた。 昨夜とは違って、きっちりと訪問着を着込んでいる。落ち着いた赤蘇芳の色調だが、可憐な秋草に蝶が舞う、流麗な友禅だ。 「お早うございます、金城殿。……こちらの恭二とは、お知り合いで?」 「ええ、昨夜」 柔らかく微笑んで――その笑顔が恐ろしくてしょうがない――答える耀。そもそも、なんで妖狐が宮代の当主と談笑しているのか。 「い、いち、市郎さんっ! 狐ですよ!?」 慌てて警告するが、市郎は不思議そうな目で見てくるだけ。耀はというと、扇子で口元を隠しながら微笑している――その瞳は、明らかに捕食者の目だ。 「何だ、そこまで知ってたのか。実は金城家に、うちのスポンサーになってもらおうと――」 「そうそう、その件ですけども」 ぱちん、と扇を閉じて市郎を遮る。 「宮代の株式会社化、誠に結構。あたらしい宮代のこれからが楽しみですわ。でも株主になるのは、今のところお断り。なぜかはご自分で考えてくださいな?」 先程までの穏やかな様子とは一変し、はっきりとした口調で流れるように言い終える。 「い、市郎さん、何の話を……」 「もうちょっと煮詰まってから明かそうと思っていたんだが……要は、山中一族にスポンサーになってもらうつもりでね。話を聞いてもらおうと、一族の長である金城殿を招待したんだ」 陸に揚げられた魚類のように、口を開閉させることしかできない。 妖狐に金を借りるのか、とか、あの山中氏の――商売上手な妖狐の中でも、最も大きな経済力を持つ山中氏の、敏腕家長が耀だったのか、とか。問い詰めたいことは山ほどあるが。 「別に悪魔に魂を売るわけではないさ。正確には、宮代を株式会社化して、その株を買ってもらおう、って話だから。ま、今回は断られてしまったけれど」 心中を察した市郎が苦笑しながら答え――るのを遮って、耀が何かを突き出してきた。 「金城殿?」 何も答えない耀。市郎は彼女の人差し指と中指に挟まれていた紙切れを受け取る。 「これは……今回の話は、ご破算ということじゃ」 驚愕の表情を浮かべる市郎を心底嬉しそうに見下ろす耀は、問いかけに答える代わりに掌を二度打った。 「はっ」 「……ここに」 パンツスーツ姿の女性がふたり、音もなく現れた。耳とふくよかな尾が、彼女達も狐であることを明らかにしている。 「それは代金ですわ、宮代の当主どの?」 疑問を差し挟む暇もなく、スーツのふたりに両側から拘束されてしまった。 「えっちょ、なにをっ?!」 混乱に拍車がかかる。狐とはいえ女性相手には、強引に振り払う踏ん切りもつかない。 「このコ、もらっちゃうわね? つじつまは適当にでっちあげておいて」 耀が突きつけたのは、小切手だった。それも、ゼロが豪勢に並べられた。 「なに言ってんだアンタッ! 市郎さん、助けてください!」 まずい、このままでは売られてしまう。 何とか魔の手から逃れようと身を捩るが、ふたりがかりの拘束は容易には振り切れない。 「お願いです、市郎さん……じ、じつは、昨日この狐に酷い目に」 「恭二君、今日から山中の家に出向してもらう」 「しゅっこうっ?! なにいってんすか市郎さん!!」 懇願はあっさり無視された。 「社会勉強だよ、恭二君。君もそろそろ、宮代以外の世界を知らなければいけない。金城殿に鍛えて頂け。見聞が広がるぞ」 「をほほほっ、新しい当主どのは話がわかる」 「形式上は、まあ、派遣にしましょうか。そこらへんの細かい話は、追々」 「ご勝手に。さ、笠間(かさま)、志和(しわ)、お暇しますよ」 当の本人を置き去りにしたまま、話は進む。このままでは本当に売られてしまう。 市郎の力になるために苦労を惜しむつもりはなかったが、こんなかたちの苦労となると、もっとこう、色々考えたい。 「市郎さんっ、お願いです、みすてないで……」 「往生際の悪い子は嫌いじゃないわ? でも、暫くは大人しくしていなさいな」 「げふっ」 家長の意図を敏感に察知した笠間(か志和かわからないが)に、正確無比に鳩尾を痛打される。 「さ、すみやかに運びなさいな」 「あー、金城殿、あまり手荒な真似は、派遣元としては」 市郎の抗議に、耀は嫣然と笑うだけで何も答えず―― 呼吸困難のため、恭二の意識は暗転した。 ……………… 哀れな恭二が運搬されるのを、市郎は神妙な面持ちで見送った。 「さあさ、あたくしも帰りますわ。宮代の若旦那、つぎの機会には、もっと魅力的なお話をいただけますわね?」 「はい、勉強させて頂きます」 「いいお返事。では、そのときは可愛らしい奥方さんも、ご一緒に」 明らかに含みのある言葉を残して、耀も悠々と踵を返した。 狐たちが退出し、離れに微妙な沈黙がおりる。市郎は腕組みをしてあさってのほうを眺め、白華は直立不動で虚空を見つめる。 からから、と、引き戸を引く音が沈黙を破る。 “黒”である。黒い髪を無造作に後ろでまとめ、ワイシャツにジーンズの姿で現れた。 彼女も一言も喋ることなく、食卓に座り朝食をとりはじめた。 「あー、その、なんだ」 ひとりが食事を進めるだけの音が響く雰囲気に、最初に音を上げたのは市郎であった。 「ああ見えても金城殿は、その、お気に入りの玩具は大事に扱うタイプだと思う」 言い訳というにはあんまりの言葉に、“黒”はにっこり笑って応えた。 「さすが、宮代の当主どの。『らしい』発言だよ?」 「うぐっ」 頭を抱えて突っ伏す市郎、すまし顔に戻って3人分の朝食を平らげにかかる“黒”、直立不動を崩さない白華。 暫くは、この気まずい沈黙が晴れることはなさそうだ。 「やれやれ、耀様の趣味にも困ったもんよ」 「……お母様は、若いから」 狐の女性ふたりがかりで担がれていた哀れな少年は、無造作に後部座席へ放り込まれた。 一見地味な、シルバーのワゴン車だ。が、所謂“やくざ屋さん仕様”レベルの堅牢性や、さりげなく貼られたハイブリットシステムのロゴなど、下手な輸入車よりも高価な代物だ。 そんな特別仕様車の後部座席は、全て収納され、敷布団が敷かれている。そしてその上には、胸を押さえて咳き込む恭二。――この後何が行われるかは、推して知るべし。 「はいはいふたりとも、はやく車をだして頂戴」 訪問着の帯に手をかけながら、耀が後部座席に乗り込んでいった。 「……いいなあ、お母様」 「うぇ、志和、耀様相手に略奪愛とか、やめてよ、ホント」 「お母様と私、趣味が似てるの。無駄な抵抗されると興奮しちゃう。困っちゃうよね、笠間ちゃん」 笠間と呼ばれたポニーテールの方が、げっそりとした表情で肩を落とす。志和と呼ばれたショートカットの方は、未練がましく閉められたドアを見つめる。 「はいはい、耀様に怒られる前に帰るよ」 「笠間ちゃん、運転お願い。オナニーする」 「はあっ?!」 目が点の笠間を無視し、志和は助手席を陣取ってしまった。 「なんでいっつもあたしが貧乏くじを……」 愚痴りながらも、諦めて運転席に乗り込む笠間。 「頼むから、高速とかで後ろに乱入とかしないでね。暴れないでよ?」 「大丈夫、むしろ見てるだけのほうが趣味に合う……あ、吸い付いた」 志和は早速バックミラーを調整し、後部座席の攻防戦を鑑賞しながら始めていた。 「あっはっは……こンの変態娘め」 乾いた笑いを漏らしながら、笠間は車を起動させる。 「マウントポジションとられた。もう時間の問題……」 「あーもー勝手にしなさいよっ」 笠間はやけくそ気味にアクセルを踏み込んだが、モーターを併用したワゴン車は、どこまでも滑らかに車体を発進させた。
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稲荷、或いは魔道のこと これから話すことには、多分に僕の推論が交じっていることを了解して聞いてくれ――とカモンは切り出した。 「デジモンの正式名称がデジタルモンスターというのは、前にも言ったね?」 「うん。何でデジタルなのかスッゴク疑問に思った」 こうして触れるのに何がデジタルなのさと、ハルはコンの肩のあたりをペタペタ触る。 すると如実に嫌な顔をされた。カモンに触られるのは大好き。でも他の人はいや。それが我がまま狐っ娘ことコンちゃんなのであった。 「そうか。まぁそのことも含めてなんだけど――僕が思うに、デジモンというのは人工の生命体なんだ」 人工の生命体。天然自然に生まれた生物ではなく、人が造り上げた存在。 いかにも現実感が無く日常と乖離した言葉だが、しかし太古の昔からひっそりと生きている未確認の生命体と言われるよりよっぽど納得出来るような気がするから不思議である。 コンもペンギンも、その姿はハルが知っている他の生物とはどこか一線を画していて、しかも人語を解する。コンに至っては変化という超自然的な能力まで備えている。だからまず一般的な人々の常識で理解出来る生物ではないというのは分かる。 「――で、その根拠は?」 「うん。そこでまぁさっきの話と繋がるわけなんだが」 「レナモンはおあげが好きって話?」 何が何処でどう繋がるのか、全く見当がつかない。 「ああ。君も良く知っての通り、レナモンというデジモンは自然に存在する生物でいうところの狐に良く似ている。そしてこれは僕の卑小な知識からの判断だが、外見だけでなく性質も結構似ているんだ。夜行性だったり、慎重かと思いきや好奇心旺盛で突然大胆になったり――」 そこで何故かコンが恥じらった。 ツッコもうと思ってやめた。 「だから僕もこいつがまだ小さかった時なんかは、きっと何もかも狐の生態と一緒なんだ、違うのは人語を操るというところくらいか、と思っていたんだ」 「でも違ってた――のね?」 「うん。こいつはおあげが好きだったんだ」 またこれである。一体、何がおかしいというのか。狐はおあげが好きだとよく云われるではないか。 そう言うと、君は化石かと一蹴された。 「狐はおあげが好きだというのは迷信だ。狐はイヌ科だから雑食性が高いけれど、食肉目だけあって肉食よりなんだよ。つまり大豆でできたおあげなんかより、肉の方がよっぽど好きなんだ」 「ふーん……? じゃあなんでおあげが好きって思われてるわけ?」 「それは宗教的なことに由来するんだが――」 「宗教?」 カモンは稲荷寿司を一つ持ち上げ、鼻先に掲げた。 「ハル、これは何という食べ物かな?」 「稲荷寿司でしょ」 「そう。甘く煮た油揚げの中に酢飯を詰めたものを、何故稲荷寿司と呼ぶのか。――そもそも『稲荷』とは何か。これはそういう話さ」 「稲荷……って、神様の名前だっけ? 神社とかあるよねぇ」 「そうだね。稲荷とは稲荷神のこと。ちなみに補足程度に説明しておくと、文献における最古の稲荷寿司は江戸末期に書かれた『守貞謾稿』に記されたものだ。後巻之一――つまり全三十五巻からなるうちの三十一巻目――『食類』にある」 江戸末期。ハルが思っていたより案外歴史が浅いのか。 しかし長年の付き合いで判っていたこととはいえ、カモンは大した物知りである。否、記憶力がズバ抜けているのか。雑事の情報だけでなく、その出典まで覚えているとは。 「えーっと確か……天保末年、江戸にて油あげ豆腐の一方をさきて袋形にし、木茸・干瓢等を刻み交へたる飯をいれて鮨として売り巡る。日夜これを売れども夜を専らとし、行燈に華表を画き、号して稲荷鮨あるひは篠田鮨といふ。きつねは油揚を好むもの故に名とす。最も賤価鮨なり――とあったね」 待て待て待て待て。 「なんっで原文を暗誦できんのよっ!」 物知りというにはあまりも。記憶力がいいというにはあまりにも凄まじいではないか。まさかその一文だけ記憶しているということはないだろうから、つまりこの少年は江戸末期に書かれたナントカいう書物の内容を一字一句正確に記憶しているということに違いない。最早異常というレベルである。 こいつは人間か? こいつこそ――妖怪や化けものの類なのではないか。そんな疑いの眼差しを向けると、僕の脳はおかしいんだ、と言霊使いはへらへら笑った。 「とにかくここにも『きつねは油揚げを好む』とある。つまり最低でも江戸末期にはすっかり定着していた迷信なんだな。――さてここで話を戻そう。稲荷神の話だ。つまりはこいつが狐とおあげを結びつけているんだが」 カモンは掲げていた稲荷寿司をコンに食わせてから続ける。 「狐とおあげを結びつける神は二柱いる」 「ふたり?」 「そう。一柱は神道の神で、もう一柱はヒンドゥー教の神だ」 「稲荷神だけじゃないってことね」 「そうでもある」 「そう――でもある?」 「稲荷神だけといえば稲荷神だけなんだ」 いちいち混乱をきたす言い回しを用いるのが、この言霊使いのやりくちである。そうやって相手を自分の話に引き込むのだ。 「どういうことよ」 「というのもね、今日の稲荷神というのは――元々異なる二柱の神が『習合した』結果なんだよ」 「しゅうごう?」 「神仏習合――という言葉は聞いたことがあるだろう? 習合とは土着の宗教と、新しくやって来た・生まれた宗教に類似する点がある場合に起こる ――否、意図的に起こされる吸収合併現象だ」 「しゅうごう……ねぇ?」 土着の宗教と、新しくやって来た宗教の融合……最近、どこかでそんな話を聞いたような気がするのだが。 「ん? ピンとこないか?」 自らの記憶を訝るハルの表情を、カモンは違えて捉えたようである。 「例えば……そうだな。大黒天というのがいるだろう。七福神の」 「ああ、あの釣り竿持った?」 「それは恵比寿」 「じゃあ……あの大きな袋持ったハゲ頭の?」 「それは布袋だろうが。大黒天は小槌を持って米俵の上に乗っているアレだ」 「ああ、アレね。物産展とかやってるよねぇ」 「どういう覚え方なんだ――まぁいい。その大黒天を例にとって説明しよう。大黒天というのはね、元々はあんな福々しい姿じゃあなかったんだ。元はヒンドゥー教の神であり、本邦にやってきて、名前が似ているために神道の大国主という神と混同され、習合した。そしてそのために性格と容姿がすっかり変ってしまった神なんだ」 「その習合ってやつをすると、性質や姿まで変わっちゃうっていうの?」 「程度の差はあるけどね。性質が付与される、すり替わるというのはまぁあることだ。――大黒天は元々、ヒンドゥー教のマハーカーラという神だったんだが」 「まはー?」 「マハーカーラ。大いなる暗黒という意味だ」 「ああ、それで大黒――」 「そしてこのマハーカーラというのは、人肉を喰らい、人の生き血を啜る。夜叉の総大将であり、死神なんだ。更には閻魔と同体であり、冥界の神であるともされる」 「そんな神様が――福の神に?」 寧ろ正反対の神ではないか。 冥界の神が福の神になってしまう。習合とはどうやらそういうことらしい。 「しかも容姿もなかなか凄い。仏教と習合して曼荼羅に描かれた姿は、三面六臂――つまり顔が三つに腕が六本で、髪を逆立て、憤怒の形相で目は三つ。像の生皮を広げて剣を持ち、山羊の角と裸女の髪を掴んでぶら下げている」 「到底神様とは思えないわね……」 想像するだに――悪鬼の如しである。否、悪鬼の方がよっぽど可愛いのではないだろうか。 「確かにね。悪魔や魔王とか表現した方が適切であるように思えるほど凶暴な姿だ。でもね、実はマハーカーラは――神様であるが故に恐ろしい姿でなくてはならないんだよ」 「どうして?」 「マハーカーラは――悪鬼を調伏する鬼神なんだ」 悪鬼を倒す神。その神が悪鬼よりも恐ろしい姿をしている理由は。 「鬼を払うには、鬼より強い鬼を。――そういうことさ」 「……鬼より強い鬼……を」 毒を以て毒を制す――否、この場合は、毒を制するには更に強力な毒を、というところだろうか。強大で恐ろしいものを倒せるのは、それよりも更に強くて恐ろしい存在だけということか。道理である。 「しかし、そんなマハーカーラは大地の象徴である大国主と習合し、なんとも福々しく実りを齎してくれそうな、僕らの良く知るあの大黒天となってしまった。しかし外見がすっかり変ってしまったとはいえ、マハーカーラの要素は全く無くなってしまったわけでもない。マハーカーラは竈の神でもある。そして僕らの大黒天は食材と財産を司る神だ。これはマハーカーラの因子が確実に出ているといえるだろう。だから集合とは――まぁ解りやすく言えば神様の合体だな。大黒天も習合の末、大地の神と竈神という二つの側面、更にそこからくる食材と財産の神という今日の性質を獲得したわけだ」 何やら酷くややこしい。二種の神が融合し、その両方の性質を持った神が生まれる。 カモンは先ほど、習合とは意図的に起こされるものだと言った。つまり習合とは、既に宗教がある土地に自分たちの宗教を広めるための手段なのだろう。あなた方の信じている神は、実は私達の宗教でいうところのこの神と同体なのですよ――と、そうして相手を否定せずに騙し騙し取り込んでしまえば、すんなりと自分達の宗教を浸透させることが可能というわけだ。 神とても宗教というシステムのパーツでしかなく、布教のためのアイテムでしかない。習合とはそういう見方があって初めて可能な行為なのだろう。ハルには、それがなんだかえらくバチ当たりなことに思えた。本気で神を信じている者が、そんな手口を思いつくものだろうか。 「神様も色々あるんだねぇ」 「そうとも。神は大変だ。仏教に習合された神はまだいいが、キリスト教ともなるとこれはもう悲惨だ」 「へぇ? 習合でも、宗教によって違いがあるんだ?」 「そうだね。仏教というのはそもそも構造が柔軟――言いかえればいい加減なんだ。布教先の土着の宗教を吸収してしまう。けれどその一方でキリストというのは、これは頑固で融通の効かない構造をしている。まぁシステムとして生き残るためには仕方無いことなんだけれど――侵攻していった先の宗教を徹底的に弾圧するんだ。これは酷い。土着の神はデーモンに、集会はサバトに、祭祀は黒ミサとされてしまう。結局後にはアンチキリストという形でまとめられてしまう」 世界宗教……民族宗教。仏教。キリスト教。――そうだ。 「そして稲荷神はそもそも神道の神なんだが、これもやはり後から入って来たとある神と習合し、そちらの属性も備えられた。つまりはその習合相手がおあげに関わっているんだが――」 ――カラス天狗が。カラス天狗がそんなことを言っていた。 話の流れを断ち切って、ハルはその旨を話した。カラス天狗のことで、是非ともカモンに確認したいことがあったのだ。 「へー。あいつがそんなことをねぇ」 カモンは大して興味の無さそうな顔をした。 「アンタひょっとして、あいつから『モンちゃん』って呼ばれてたりする?」 「……何で君がそんなことを知ってるんだ?」 「あいつが言ってたの。『モンちゃんによろしく』って。――ねぇ、あいつとどんな関係なの? 仲良いの? 友達?」 思わず責めるような口調になってしまう。 だがカモンはそんなハルの勢いをのらりくらりとかわす様に、何とも呑気な口調で答える。 「そうだなぁ。仲が良いと言えば良い。けど友達と言えば――少し違うかな。さしずめ兄弟弟子といったところかなぁ」 「兄弟弟子ぃ?」 「しかし何だ、わざわざ君の前に現れてそんなことを言ったのか? 相変わらず暇な奴だ」 「暇でしかも最低な奴よっ! あいつリンチ現場見て高笑いしてたのよ? 絶対に許せない!」 ハルが箸を振り回しながらぷりぷり怒ると――カモンは、柄にもなく寂しげな顔をしてみせた。 ハルも初めて見る顔である。 「まぁそう言うな。あいつ、根はいい奴なんだ。ただ……そうだな。魔境に魅入られて、魔道に堕ちたんだだけなんだよ」 「まどうにおちただぁ?」 「そうとも。天狗とは名利に取り憑かれ、傲慢と我見に溺れた修験者が転生した姿とも云われている。外道ともいうね。六道輪廻というのがあるだろう? 仏教用語だが――修験道というのは山岳信仰と神道、陰陽道に仏教が習合して確立された日本独自の宗教だ。だから仏教用語も出てくるんだが――魔境に魅入られた修験者は、なまじ仏道を学んでいるがために地獄に堕ちず、邪法を扱うために極楽にもいけない。だから無間地獄にも想定される、六道から外れた道に堕ちるしかない。それが外道であり、天狗道なんだ。そしてあいつもまた――心の強さに見合わない知識と力を手に入れてしまったが故に、永遠に苦しみ続けなければならない。だから可哀そうな奴なんだよ」 心の強さに見合わない知識と力を得たがために魔道に堕ち、苦しみ続けねばならない者――天狗。 それは分かった。分かったが――随分と肩を持つではないか。やはり仲が良いのだ。 しかしハルにとってそれは面白くないことである。自分の親しい人間と、心底嫌っている人間が仲良しなど。 ――それにしても。 ハルは思う。 もしカモンとカラス天狗が本当に兄弟弟子というべき関係ならば――そもそも何の弟子なのかは知らないが――カラス天狗が手に入れたという知識と力とやらは、カモンもまた同様に持っているのではないだろうか。それとも、それとこれとは別のことなのだろうか。共通の人物の弟子であるというだけで、カラス天狗を魔道とやらに堕としたものは、彼が個人的に手に入れたものなのだろうか。 だがその語り口からして、カモンは魔道に堕ちる要素が何なのかを心得ているように見える。ならば――やはり、カモンもその知恵と力を手にしているのではないか。 カモンは魔道に堕ちないのだろうか? 平気なのだろうか。人を無限に苦しませる知識と力というのがどんなものか、ハルにはそんなこと計り知れない。だがカモンがそれを持っているというのなら……。 カモンもいつか堕ちてしまうのではないか? その無間地獄とやらに……。そんなことは――。 「ちなみにあいつの言うことはいちいち意味深な感じだけど、実は意味無いから気にしないことだ」 「ん意味無いんかいっ!」 「知っている者は教えたがる。天狗のサガだな。鞍馬天狗だって、義経に剣術を指南している」 「……さいですか」 「さて随分と脱線してしまった。――稲荷神は習合した神であるという話だったね。ではまず、本邦由来の稲荷神について話そうか」 カモンがお茶、と言うと、すかさずコンが何処からかペットボトルの茶を出した。カモンはそれを受け取って一口飲む。 「稲荷神というのはそもそも一柱の神の名前じゃあない。穀物神の総称なんだ。稲穂が実る『稲生り』という言葉が転じて『稲荷』となったわけなんだが」 「へぇ、そうなんだ!」 身近な言葉の由来を知ると、何故か得した気分になるものだ。 「そして稲荷神という総称が生まれた切っ掛けは、本邦に四万社も存在するといわれる稲荷神社の中の総本社、伏見稲荷大社が711年に誕生したことだ」 「……へー」 ゆるゆると、着いて行けなくなりそうな予感が忍び寄ってくる。 知らない神社の名前や年号が出てきた時点で、ハルにとっては既に若干アウトである。歴史の授業を聞いているような気分になる。 「なんだピンと来てないって顔だな。伏見稲荷大社と云えば千本鳥居でも有名だろう」 「へ? あー……あの、鳥居がズラーってなってるあの」 それならば写真か何かで見たことがある。赤い鳥居が幾つも連なり、道を成しているのだ。荘厳ではあるし風流とも思うが、はっきり言って異様である。神聖さを超えてある種畏怖の念すら覚える。あれは怖い。 「伏見稲荷大社を建立する切っ掛けは、吉田兼倶が記した『山城国風土記』逸文に詳しい。当時京都一帯に住まっていた秦氏一族が、一族の氏神として祀ったというんだな。秦氏は渡来人で機織りの技術者であったから朝廷に厚遇されていたし、まぁそれくらいの力はあった。そうして誕生した伏見稲荷大社には、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を主祭神として五柱の神が祀られた」 やはり神社の子、先ほどからの習合の話といい天狗の解説といい、その道には流石に詳しいとみえる。――些か詳し過ぎな気もしないでもないが。 「そして主祭神である宇迦之御魂大神は、その別名を御饌津神(みけつのかみ)という。『けつ』とは狐の古名であり、また狐は農家にとって害獣であるネズミを捕食することから――」 「ああ――そこで狐と繋がるワケね」 「そう。御先神は狐と決まった」 「ミサキガミ?」 「神様の使いだよ。神使とも呼ばれる。出雲大社では海蛇。熊野三山では烏。八幡宮では鳩。神社に鳩が多いのは、そもそも八幡宮が御先神である鳩を集めたことを他の神社が真似たためだ」 「ふーん……」 ハルはちらりと重箱に目を遣る。三段重ねの重箱は、そのうち二つが既に空になっている。見れば重箱の横にはいつの間にかコンが回り込んでおり、カモンの箸で以て勝手にばくばくと食いまくっていたのであった。 そんなに旨いか稲荷寿司。というかそれはカモンの弁当ではないのか。 「そもそも神道における狐というのは、『日本書紀』で白狐が日本武尊命を助けているから、これはかなり重要なポジションを獲得しているといえる。というのも、狐というのは体系的な神道が生まれるずっと前から人々の生活と関わっってきたからな」 何にせよ、漸く狐と稲荷神が繋がった。これで一段落か。随分長い説明を受けた気がするが、ここまでで半分なのである。相変わらずカモンの話は長い。この間のように周到な言葉の結界が無く、直截的な説明だけでも長いのである。あのもさもさ頭に詰まっている知識は、それだけ膨大だということなのだろう。 コンが御馳走様、と箸を置いた。 「さて、その稲荷神とおあげの関係性については一旦置いておいて、今度はヒンドゥー教由来の方について話そう。こちらは割と簡潔だから安心するといい」 「うん。それは安心だ」 「本邦の稲荷神と融合した神は、元はヒンドゥー教にはダーキニーという女神だ。これはジャッカルに跨った農耕神だね」 ジャッカル――狐のような獣という印象がある。 「このダーキニーは後に仏教に習合され、荼枳尼天(だきにてん)となった」 習合。世界宗教の、布教の手口。 何だろう。カラス天狗の言葉に意味はないとカモンは言ったが――結局関連してしまっている。偶然なのだろうが。 「ヒンドゥー教における彼女は人肉や生きた人間の心臓を食らう夜叉神だったんだが、仏教に取り入れられると、先程も話に上がった大黒天――マハーカーラによって調伏され、死者の心臓のみを食らうことを許された。――とこんなことはいいか。関係ないな。――で、だ。仏教が本邦に伝来すると、荼枳尼天もまた例外なく本邦の神と習合されることになった」 「あー、同じ農業の神様だからってことね?」 「そう。農耕の神という点で共通していたし、また彼女が跨るジャッカルは、経由した中国の時点で現地に生息していなかったため、そこで狐にすり替えられた。勿論本邦にもジャッカルはいないから、そこは狐のままとなったんだな。農耕と狐。そうした二つの共通項から、荼枳尼天は、稲荷神と習合したわけだ。そしてここからいよいよおあげの登場だね」 カモンは一区切りと言わんばかりに茶をあおる。 「いきなり話は変わるんだが、ヒンドゥー教でダーキニーを奉ずる修行者達は、当時栄養食として珍重されていたネズミの油揚げを食べ、またお供え物にもしていた。これはたぶんダーキニーが跨るジャッカルがネズミを好んで捕食する動物だからだと思うんだがね。しかしこの風習は、ダーキニーが仏教に取り入れられて荼枳尼天になると変更を余儀なくされた。――これは何故だか分かるな?」 「殺生がいけない――から?」 「イグザクトリィー。殺生を禁じる仏教において、ネズミを揚げたものを食ったり供えたりするなど言語道断。しかしこの風習自体はなくならなかった。供え物だけが変わった。動物ではなく植物からできるもので、しかもタンパク源となるもの――豆腐。そしてそれをネズミよろしく油で揚げたものが――」 「――おあげね」 「つまり狐がおあげ好きという迷信は、存外複雑な経路を通って組み上がったものなんだ。狐が稲荷神の御先神となり、ダーキニーが仏教に取り入れられて荼枳尼天となり、その際にお供え物はネズミの油揚げから豆腐の油揚げになった。そして仏教とともに荼枳尼天が本邦に伝来し、稲荷神と習合した。荼枳尼天へのお供え物であるおあげは、本邦においては習合した稲荷神へのお供え物となり、その御先神が狐であることから――『狐はおあげが好きなのだ』という勘違いが生まれた」 延々たる解説は、今ここで全てが繋がった。まるで累々と積まれた謎が一瞬で解けるかのような――推理小説のトリックが解明されたような――変な快感をハルは覚えた。 「本邦の人々からすれば、何故おあげが稲荷神へのお供え物になるか分からないわけで、『きっとお稲荷さんの使いである狐の好物だからだ』という勘違いしたんだろう。お供え物を野性の狐が横取りすることが間々あったんだろうね。経過は大陸を渡り海を越え、神をも融合せしめる壮大さだが、その最後の部分はなんとものどかじゃないか」 さて、とカモンは空になった重箱を風呂敷に包み始める。 「これでようやく本題に入れるわけだが――」 「ぎょふあああぁっ!」 BACK LIST NEXT
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[部分編集] おすすめは死相姉貴です! すごいなぁ……って ⚠️無産に人権は全くありません!⚠️ 別名 跳梁跋扈(投稿用の副アカ)六条ミヤスあずきアイス藍丸(VTuber)石巻つむり(VTuber)廻天つづりカンボジア代表きゅうびえるふーん 通称 跳梁跋扈兄貴こかちゃこかぴKKKI姉貴狐仮虎威(クッキー☆)狐仮虎威姉貴狐仮虎威兄貴直方市の古川さんこかさんこかねぇね藍丸あア丸AARranmaru-sanazuki-oneechanzombie wifeモアイモアチャ 蔑称 イキリしいたけ大物Vtuberキャハ嬢クッキー☆で義務教育を終えた女知れば知るほど嫌いになる女ランキング私物化姉貴自己矛盾のカキタレ趣味用のオナホラジコン出会い厨虚言癖姫プおばさんとうふさんレシートつけたカスこか婆邪悪(クッキー☆)イビリしいたけヘイトフルオオカブトレシートガベージアイ丸こっさん狐仮虎威(面会室荒らし)狐仮虎威(動画荒らし)狐仮虎威(ボイドラ荒らし)狐仮虎威(合作荒らし)わりばしクルクル(元)元さんモアイ石造母ちゃん三下たかさんうんこスプリンクラー 出演作品 メンタル☆(八意永琳)自己矛盾☆Rebirth(死相姉貴が好きそうなクッキー厨)断酒☆(ミスティア・ローレライ)東☆方☆白書(十六夜咲夜)歴史修正☆(狐仮虎威) 企画作品 メンタル☆自己矛盾☆Rebirth断酒☆見積もり☆(原案)タクシー☆(原案) ニコニコ user/77055431(跳梁跋扈名義)user/85641805(狐仮虎威名義)user/117658585(六条ミヤス)user/125012057(カンボジア代表) ニコニコミュ 死相姉貴ファンクラブ ブロマガ 狐仮虎威(こかこい)のブロマガ Twitter @chouryoubacco(跳梁跋扈名義)@kokakoikokakoi(狐仮虎威名義)@AZKAISRNMR(あずきアイス藍丸名義)@sisou_official(死相姉貴なりきり)@6joumiyasu(六条ミヤス)@Kaitentsuzuri(廻天つづり)@urafuun(えるふーん) YouTubeチャンネル あずきアイス藍丸(Vtuber)石巻つむり→廻天つづり(Vtuber) [部分編集] [部分編集] 概要 2018年1月頃から活動しているクッキー☆MAD作者であり、2020年5月からはVtuber「あずきアイス藍丸」としても活動している。 あずきアイス藍丸が2021年8月に休止宣言をした後、転生を行い、同年9月~2022年3月の間201号室所属の完全ノンケ企業Vtuber「石巻つむり」として活動していたが、2022年3月には諸事情で201号室を脱退せざるを得なくなり、以降2022年3月からは個人Vtuber「廻天つづり」として活動している。 クッキー☆、面会室時代の評価、活動 2020年2月~2020年11月 + ... メンタル☆(2020年2月15日)の企画者で、自らも声優として八意永琳を演じている。 2018年1月頃~2018年9月頃までは跳梁跋扈(user/77055431)、2018年9月頃~は狐仮虎威(user/85641805)という名義で活動している。 2020年3月から東方アレンジサークル「焼菓一心」(しょうか・いっしん)の主宰。 たびたびしりりに憧れがあるという旨の発言をしている。高い投稿頻度や音MAD・BB劇場・ボイドラ制作もしりりへの後追いと思われる。 2018年9月頃に牛乳とハガー市長のカップリング「ぎゅうハガ」の動画を流行させたことで知られる。 2019年2月頃にドピュッセルの配信に凸した際女のような声であったためそれ以降女性投稿者として扱われるようになった。2019年中に何度かカラオケキャスや雑談キャスを開いておりその度に囲いが増えている。しかし本人は年齢を明言しておらず、性別は男と発言していた。 2020年10月13日のあずきアイス藍丸のマシュマロ回答から、「趣味用、広崎やまと、ありは異性である・コラボできる同性の知り合いがいない」という旨の発言によって女性であることがほぼ確定した。 2019年3月頃から死相姉貴をゴリ推しし始めた。素材をまとめたり、死相姉貴で月刊ランキングを作ったり、死相姉貴関連のBB劇場や音MADを高い頻度で大量に投稿したりした。ゴリ押しの成果もあって2019年4月頃~2019年12月頃に死相姉貴の小ブームを起こした。 ありの後を引き継ぐ形で月刊クッキー☆ランキングを2019年9月号から制作している。月刊クッキー☆ランキングでは今までなかった初心者枠を設けたり、投稿者コメントにBB劇場を作るうえで役に立つサイトのURLを貼ったりし、新規の窓口を広く設け積極的に参入を促している。 2020年1月3日にはランキングにラーメン屋☆(2019年12月20日)が入っていないことについて、モスアットの直談判を受けて話題になった。 2020年5月23日の生放送で、YouTubeやニコ生でBB劇場の鑑賞会を毎週行ったり、Twitterにコンテンツを紹介するbotを開設したりする予定であると述べた。 2020年5月30日から、「毎日ひとくち淫夢・クッキー☆bot」(@HitokuchiBot)の運営を開始した。 2020年6月4日、同月3日の生放送で画面に映り込んだ予測変換に苗字や住所と疑われる単語が発見され、狐仮虎威の個人情報ではないかと話題になる。しかしどちらの単語も初期設定で予測変換される事から説は否定された。 同時にアリパイという投稿者スレ等で用いられる特有の単語も確認され、スレを閲覧ないし書き込みしているのではという疑惑が浮上した。 これを受けてか同日深夜にTwitterのアカウントに鍵をかけ、昼頃にはアカウントを削除した。結果的に何らかの不都合があったことを証明したかに思われた(*1)。 しかし、数時間後にはアカウントを戻し「次はないと思うのでこれからはより一層、過度なくらいに気をつけて行動しようと思います。」との声明を出した。 2020年8月15日、自己矛盾のニコニコミュニティである面会室に一般公開初回ゲストとして登場した。あずきアイス藍丸としてのVtuber活動について追及され、返答に詰まる場面もあった。自己矛盾との温度差から、借りてきたしいたけと揶揄されるように。 2020年8月20日深夜、一向に投稿されない死相ランキングに痺れを切らした別投稿者によって「受話器持ってイ゛エエエエ!する死相姉貴GB+おまけ.shisouranking2020july」が投稿される。 同月23日の面会室にも引き続き登場した。自己矛盾曰くレギュラーゲスト。 死相姉貴ランキング乗っ取りについて追及される、ふるたかの歌った「【あずきアイス藍丸応援歌】喋らないで」が流れるなどした結果、終始不機嫌に。最終的には次回以降も登場する予定として枠を閉じた。 2020年9月2日に投稿された「月刊クッキー☆ランキング2020年8月号」では、自身の投稿動画で自己矛盾を題材にした「自己矛盾ピングー「自己矛盾の家出」」(2020年8月27日)を5位にランクインさせたことにより論争を呼んだ。主に、ランキングの私物化や除外動画の基準に対する批判がコメントやタグで展開された。 これを受けて、以下のように動画説明欄で弁解している。 ※当ランキングでは、ほんへとされるボイスドラマで声優をしたら 貴賎なくクッキー☆声優であると認識しております。ご了承ください。 ※当ランキングでは"クッキー☆がメイン(若しくはクッキー☆と○○が同じ位メイン)のMAD"を取りあげています。 「フォールダディー」はガバ穴ダディーがメイン、「二軍淫夢グルメ劇場」は肉おじゃとオク男がメインであり、"クッキー☆メイン(若しくはクッキー☆と○○が同じ位メイン)とは言えない"という判断で除外とさせていただきました。 同年9月5日の第4回面会室に登場。第3回にはゲストとしてヒジリノが登場していたため一週間ぶりとなった。 クッキー☆再興にかこつけた姫プ行為およびそれによる界隈の衰退を揶揄する内容の「死相妹!あねきちゃん」(2020年9月3日)がピックアップされ、自己矛盾に真意を問われるも無言を貫き有耶無耶にした。さらに、話題を反らすかのように突如シコイド・ロズレイドを槍玉に上げ、「現在クッキー☆動画を投稿していない投稿者を有産として扱っていいのか?」というような趣旨の持論を展開した。 放送終了間際には、緑のお茶アイコンになりすましたコメントが投下された(画像)。一見和解を求める内容だったが、投稿者ページを開くと「くたばれイキリしいたけ」と書かれており、不意打ちを受けた狐仮虎威は思わず声を荒らげる形となった。 また、3度目の出演にもかかわらず一向に自分がピックアップした動画についてのコメントを用意せず言葉をどもらせる姿勢が、またもアンチを増加させる結果になった。 2020年10月19日の面会室に登場。自己矛盾から今週の動画について聞かれた際に「反省点が多く、襟を正さないといけない」と自分語りを始めたが、その割には獅子王クリスの3D化に対して「Vtubrの配信で3Dになったことで出来ることってそんなにない」「3Dになってやることがあれかよ」「出来ることを増やすために3Dになるのであって3Dになることが目的になってる」などと相変わらずヘイトを撒き散らしていた。 また、「クッキー☆MADと神社アレンジが流れるサイトをCytube上にそれぞれ作っていた」と発言。だがCokmaTV☆の登場や「これ以上むり仕事を増やしたくない」という理由で、結局日の目を見ることはなかったという。 2020年11月4日の配信で性格診断を受ける際にうっかり1993年生まれと入力してしまい27歳説が確定。即座にアーカイブを非公開にしたものの次枠で27歳非正規独身であることを認め号泣。自己嫌悪に陥り、語れるようなことを何もしてこなかったからクッキー☆を逃げ道にしてきたなどと発言。結局ふた枠とも非公開にしてしまった。 以降の時系列 2021年8月9日、「大事なお話」と題した配信であずきアイス藍丸の活動休止を宣言した。特に期限は決まっておらず実質の引退である。 一方で、狐仮虎威やサークル焼菓一心での今後の活動については明言を避けた。 2021年8月16日、クッキー☆投稿者であるVabが運営代表を務める201号室の石巻つむりというVtuberに転生したことが発覚した。 2021年9月11日、前日の遅刻等の反省と称して爪剥ぎゲリラ配信を行った(配信アーカイブは削除済)。この事件はクッキー☆界隈外にも広まり大手まとめサイトやインフルエンサー等に取り上げられることとなった。 2022年2月12日1時頃、ツイキャスにて「さよならかもしれません」(ライブ録画)というタイトルで配信を始め、運営から石巻つむりの活動終了、また罰金の支払いを迫られたと主張した。詳しくは201号室及び201号室騒動の記事を参照。 2022年3月5日、配信にて今後は廻天つづりとしてVtuber活動することを報告した。 廻天つづりでは「懸賞生活」などの"攻めた企画"を複数行い、バズりを狙ったが、結果はいまいち振るわず、同年8月頃からは配信頻度が低下している。 2022年12月25日には、同年9月頃より実在のコンセプトカフェで、キャスト名「きゅうび」として働いていたことが判明した。 実際にはつづりないしは狐仮虎威自身がきゅうびであると認めた事実はないものの、それを覆すほどの状況証拠が出ており、また、これを機に配信、ファンボ上でついていた多数の嘘が看破され、ファンとの信用問題にさえ関わり始めている。 2022年12月16日よりYouTubeAAR垢、ニコニコ狐仮虎威垢でクッキー☆、淫夢動画投稿を再開、また、同時期より流行りのずんだもん動画も投稿し始めた。 23年2月には、YouTube上に投稿した動画が10万再生を超え、登録者が数日で500人以上増えるなど、プチバズり状態にある。しかし、動画構成が人気ずんだもん投稿者「あぎりさんぽ」のパクリであったり、動画内で他人のイラストや素材を無断使用するといったモラルに欠く行為が指摘されている。 また、相変わらずつづりの活動にはやる気がないこと、「クッキー☆を再興させる」といった過去の発言との矛盾も指摘される。 [部分編集] ニコニコでの扱い クッキー☆MADの数が減っていた2019年中において大量に投稿していた数少ないMAD作者なので目立っていた。現在でもその投稿頻度はトップクラス。 特に2019年2月6日のドピュッセルのキャスでその地声が知れ渡ると、男を自称していたのにもかかわらず「ぎゅうハガ女投稿者さま」(2019年2月11日)として転載され認知される。 以降も女か男かよく分からない人物と見なされており、コメントやタグでも姉貴呼びと兄貴呼びが混合している。 自己矛盾☆Rebirth(2020年2月22日)や断酒☆(2020年4月16日)以降は宮古芳香アバターやミスティアアバターで稀にMADに登場する。 [部分編集] クッキー☆静画での扱い 宮古芳香のアバターや、ミスティアローレライのアバターで描かれることが少しあった。しかし2020年5月頃からあずきアイス藍丸のアバターの絵が急激に投稿されてそのままこのアバターで定着した。 原因はこの時期にあずきアイス藍丸のアバターでVtuber活動を始めた(2020年5月23日)ことや、しもやかが静画で投稿者ネタをバッシングしたことによる反動であると見れる。 [部分編集] 動画スレでの扱い 初投稿から1、2年目は完全に荒らし投稿者扱いであった。 「ぎゅうハガは何の関係もない流行り物を組み合わせただけ」「ほかの投稿者の動画をパクる」「つまんなすぎる」などと動画の評価も散々であり、特に元旦駆の「ヤジュえもんサントラ」シリーズをパクった際にはクオリティの低さや人気に便乗する軽率な姿勢を指摘され盛大に批判され、未だに追及されることもある。 女バレ後は徐々に囲いを増やし、動画についてもパクリ行為が減ったことやクオリティが多少向上したこと、ランキング作成などの面倒事を積極的に引き受けたことなどから以前の扱いよりはマシになった。 しかし人気については投稿者が激減した結果による成り行きでもあり、使用するネタも当たり障りのないフリップ芸が多いことから、投稿者としての純粋な評価は今でもそこまで高くはない。 そして2020年5月頃より、「youtube層にクッキー☆に興味を持ってもらうため」という名目でLive2Dモデルを使用してVtuberデビューした。 賛否両論だった当時こそ過去のMAD鑑賞会や動画制作配信などを定期的に行ったことから肯定的な意見も多かった。 しかしだんだんと作業配信も雑談やコメントとの会話がメインになって滞り、さらに他の投稿者や声優とのコラボやクッキー☆とは無関係なゲーム配信がメインになりつつあったことで、「目的と行動が一致していない」「クッキー☆を使った姫プ行為だ」などと批判されることも増え、囲いとアンチが交錯したスレ内では評価が二極化している。 その後主に配信などの言動によって本人の性格の悪さが徐々に露呈することとなり、愛想を尽かした囲いが段々とアンチ化したことでその比率に偏りが現れ、批判意見が増加する一方で残った囲いはさらに先鋭化する現象がおきている。 [部分編集] 主な持ちネタ 目次宮古芳香アバター ミスティアアバター あずきアイス藍丸 キャハハッ! しませぇ~~~ん☆ こ囲い オナサポスレ・オナサポ民 ヤジュえもんサントラ3 キャットファイト 直方市 syamu未満 メンヘラテール ウェディングドレス スーパーカップル だるま 汚部屋 アイ丸 話変わるんですけど(半ギレ) しいたけロス 乳首をいじると気持ちがいいぜ 酔い止め豆腐=狐仮虎威同一人物説 タスク 黙丸 全方位ヘイト モアイ コメント欄 目次 宮古芳香アバター 自己矛盾☆Rebirthにおいて狐仮虎威が声を当てたキャラクター。 「死相」とかかれた札を額に貼った宮古芳香に自ら声を当てているため、この宮古芳香が狐仮虎威のアバターとして使われることがある。 ミスティアアバター 断酒☆において狐仮虎威が声を当てたキャラクター。こちらも狐仮虎威のアバターとしてMADで登場することがある。 クソザコヨスズメにちなんでサケヤケヨスズメとも呼ばれる。 あずきアイス藍丸 2020年5月23日の生放送で発表した、自身のオリキャラ・アバターの名称。本人がLive2Dを利用しているモデルである。自己矛盾☆Rebirthの芳香アバターと似ている。 食品名が入っているのはしりりのオリキャラであるこんにゃくゼリー桃子を意識しているようだ。放送内で不評をうけて撤回を仄めかしたが、結局この名前で定着した。 2020年6月現在、クッキー☆静画で狐仮虎威を描く際はこのアバターを使うのが主流。 2020年7月25日のMADを見る会では、告知無しにモデルのアップグレードがお披露目された。しかし、モーションキャプチャーが馴染んでいないせいなのか、貧乏揺すりのように身体が揺れることから挙動不審・ADHDなどとコメントで揶揄された。 同月28日には「ノンケを釣るルアー」としてあずきアイス藍丸名義のTwitterを開設、企業Vが嫌いな夜行性クッキー系Vtuberを名乗り改めて活動を始めた。 キャハハッ! 狐仮虎威の笑い声。本人のキャスなどで確認できる。 普段の酒焼け声とは似つかない高い声であり、囲いからはかわいい、エロいなどと概ね好評である。 スレの動向などから察するに、この笑い声は狐仮虎威の囲いが増加するに至った要因として大きな影響を与えており、この笑い声で抜くことをキャハニーと呼んだりする。 一方本人は自身の声が性的な扱いを受けることへの不快感をあらわにしている。そのせいかモデルアップグレード頃からは「ヘッ・・・」という押し殺したような笑いが主になり、前述の笑い声は非常にレアになっている。 しかしその後趣味用や自己矛盾など自分が気に入った男相手の配信ではキャハ笑いを隠さないビッチムーブが散見され、好評だったこの笑い方も「メロメロのキャハキャハ」「耳に趣味用の精子がかかる」などと徐々にネガティブに受け取られるようになった。 しませぇ~~~ん☆ 生放送終了間際に延長を要求された時の本人の台詞。スレなどでは狐仮虎威語録として「○○ませぇ~~~ん☆」のように改変されて使用される。 本人は他にも「○○ま~す」のようにしばしば間延びした言葉を使用する。 こ囲い 狐仮虎威の囲い。主に隔離病棟スレで使用される蔑称だったが、ニコニコやTwitterなどにも浸透しつつある。 こ囲いとして知られる人物には狐仮虎威姉貴のガチ恋ストーカー、キルカルデュア・デユロッリ、理想の上司などがいる。 オナサポスレ・オナサポ民 5chのなんでもあり板に存在する、クッキー☆投稿者オナサポスレ及びその住人のこと。なお、オナサポとはオナニーサポートの略である。 2020年5月頃、クッキー☆崇拝スレなどでたびたび狐仮虎威が話題に上がるようになると、従来の住民から半ば追い出される形で派生した。以降は狐仮虎威専用スレとして独自の発展を遂げている。 ヤジュえもんサントラ3 パクリで有名な狐仮虎威の中でも最大級の非難を受けた動画。お粗末なクオリティに加え本家を装ってサムネとタイトルを真似るという悪行から未だに槍玉に挙げられることもある。 その後配信で本人の口から謝罪があったが、「当時BIG YAJUE 2018というガバガバな動画が流行っていたのでガバガバにすればウケると思った」という旨のいかにも低クオリティがわざとであるようなナメた言い訳によりさらに批判されることになった。 キャットファイト 緑のお茶に対する執拗な攻撃を揶揄してこう呼ばれる。具体的には、動画内での王珍珍やちんぽこ鑑定ネタ弄り、ブロマガでの書き起こし、ランキングから二軍劇場動画を除外するなどがある。 緑のお茶サイドはこれらの狐仮虎威の行動に対して長らくの間反応していなかったが、あずきアイス藍丸の自己紹介動画を投稿した際のツイートをリツイートし、初めて狐仮虎威の話題に触れた(画像)。しかし、動画の内容に対するコメントは一切出さずいわゆる無言リツイートに留まり、その後も特に緑のお茶から狐仮虎威とあずきアイス藍丸について言及されることは無かった。オナサポスレなどでは、この緑のお茶の行為は晒し上げ的な意味が強いのではないのかと考察された。 直方市 狐仮虎威の予測変換に映り込んだ日本の市名。福岡県に存在する。 syamu未満 生放送におけるゲーム実況時の視聴者からの評価。 syamu_gameを引き合いに出されこのように煽られている。以下ではなく未満なのがポイント。 あまりのゲームの下手さや学習能力の無さから、友好的に接していた趣味用ですからも「ガイジかこいつ…」などと悪態をつかれる程である。 一方で配信を重ねるうちに本人の言動から滲み出る性格の悪さが周知され批判が増加したことを受け、復活後あまりの屑さからアンチを急増させたsyamuと似ているとして「声がかわいいsyamu」「知れば知るほど嫌いになる女」などと呼ばれることもある。 メンヘラテール 2020年7月5日から始めたUndertale実況のこと。メンテと略される。プレイ中は躁鬱のように情緒が安定しないことからこのように呼ばれる。同月17日の放送でNルートのエンディングを迎えたが、クリアタイムは475 56(約8時間)と平均を大きく上回る数値を叩き出した。 トリエルに殺されいつまでも根に持つ(本来仕様上トリエルに殺されることは無い)、ファンから極めて聖人として扱われるパピルスに自身の過去を思い出したのか終始キレ散らかすなど視聴者をドン引きさせた。 一方で、恥ずかしい過去や悲観的な人生観を持つバーガーパンツに対しては涙声になってしまうほど極めて同情的。狐仮虎威が好感を抱いたUndertaleキャラは彼ただ一人だけであった。 …が、同月25日のPルート攻略放送のアズリエル戦ではバガパン以上にガチ泣きしてしまい、視聴者はまたもドン引きさせられた。号泣配信は1時間近く続き、Pルートのエンディングを迎えた後には意欲満々でGルート攻略を宣言した。 ウェディングドレス 配信中に何を着ているか聞かれて答えた。以降コメントのネタとして定着した。 スーパーカップル 大喜利での珍回答。転じて、趣味用ですとのカップリングを指すことも。 だるま ニコ生ゲーム「だるまさんがころんだ」のこと。放送主と視聴者で争うもの。放送主側が有利なルールであるが、ほぼ毎回負け越している。 汚部屋 生放送で「部屋汚そう」等のコメントに過剰反応したため弄られるようになった。 アイ丸 元ネタは「動画、静画、SMHS、三つ巴の戦い!今こそアンチの力を示す時!!」(2020年09月26日)の偽HSI風あずきアイス藍丸から(元ネタの元ネタは面会室における自己矛盾による誤読)。転じて、面会室や鑑賞会で中身のある感想を言えた時や配信に予定時刻通り間に合う等、普段と比較して行動がまともな際に「お前アイ丸か?」というようなコメントでネタにされている。 話変わるんですけど(半ギレ) 上述の第4回面会室にて、自身への追及を避けるために放った言葉。語録として扱われるようにもなり、自身も持ちネタとして使う場面があったが、ツイッターのDMにて「不快だからやめてほしい」との直談判を受けたらしく、それ以降は使わないことを宣言している。しかし、2020年10月11日に行われた趣味用兄貴とのコラボキャス内にて、同発言を何度も繰り返していた。 しいたけロス 菌床で育てていたしいたけに毎日話しかけていたが、焼いて食べてしまいしいたけロスに。しいたけに対しては敬語で話し、会話の内容は主に天気の話。 このエピソードと普段の行いからイキリしいたけの蔑称が定着した。 乳首をいじると気持ちがいいぜ 広崎やまと、あり、にすと四人で麻雀した際(2020年9月21日)に、罰ゲームとして歌った下品な曲。 弾き語り動画 2020年10月9日に藍丸名義のアカウントに突如投稿された弾き語り動画。普段とは違った高音域な歌声やギター演奏を披露し、評価は概ね好評だった。しかし、その後に行われた趣味用兄貴とのコラボキャスにて、趣味用兄貴から歌と演奏が別撮りであることを看破された。その際、最初の誤魔化そうとする態度や「言わなきゃバレないのに」「弾きながら歌った方がいいの?(すっとぼけ)」といった発言から、一転して非難を浴びることになる。10月12日のゲリラ弾き語り配信の際には批判を受けて修正すると発言していたが、結局その後も弁明や別撮りであることの明記はされることなく10月13日には動画非公開となった。10月14日の放送ではゲーム配信枠であることを理由に弾き語りについては後日説明するとしていたが、なぜか10月16日の鑑賞会の終わり際に突如この件について弁明を始める。要約すると「何も考えずに投稿してしまった」とのこと。また、10月18日の面会室にてさらに経緯を説明し、悪いことをしてる自覚はあったと明かした。そして10月20日に取り直した動画を投稿し、非公開にした動画も再表示した。 酔い止め豆腐=狐仮虎威同一人物説 2020年11月14日の自己矛盾の面会室にて酔い止め豆腐がゲスト出演した際、自ら立候補したのにもかかわらず動画の感想をまともに言えない口下手ぶりや、空気を読まずヘイトを撒き散らす姿等から「コイツは狐仮虎威なのではないか?」という同一人物説がオナサポスレにて上がった。というよりも最初の第一声から何故かスレ民から狐仮虎威認定されていた。 普段の狐仮虎威とは明らかに異なる男性特有の野太い声や劣悪な音質についても「酒焼け声の風呂配信なだけだからセーフ」「男声をボイチェンでつくってるだけ」「むしろボイチェンを切っただけ」「声と程度以外は大体本人」などの解釈コメントが寄せられた。わるゲスやふるたかといった厄介囲いを見下しているきらいがあること、大喜利のネタが被る(タクヤの射精3000円)、同じゲームソフトを買っていた、などの事実が明らかになり同一人物説に拍車をかけた。以後スレにおいて様々な議論が交わされ、狐仮虎威=酔い止め豆腐の図式が事実ベースとして確立された。 また、下記の豆腐が残した感想カタワ語録も同一人物である狐仮虎威のものとして認知されている。 「(5秒沈黙)ど、動画でしたね…」 「(動画?とガチ困惑されて)アッッ…音MADですね…」 「(これについてどう思いますか?に対し)え、僕ですか?」 「(語ってもらおうかな!に対し)いや、語るとかじゃないんすけど…」 「(迷惑DMを送りまくった事に対し)クッキー☆…クッキー☆…ヤッパリ…クッキー☆……ジッ投稿者みたいな……」 「(上記の続き)BB投稿者みたいなアレで自己矛盾も、兄貴が、そ、そういうなんか…なんかなって思って」 一度面会室に出ただけであの自己矛盾すらも困惑させ、狐仮虎威に風評被害を起こし、スミ久やわるゲスに唾を吐きかけ、自身のメンタルにすら完全にトドメを刺したことから投稿者カードバトルにおける最強の環境破壊デッキとの呼び声も高い。 スレ民からは畏怖を込めて「とうふさん」または「こかちゃ(豆腐)」「豆ちゃ」と呼ばれている。 11月19日には突如自ら切り抜き素材動画を投稿し、こ囲いやオナサポ民を驚かせた。一部からはとうふさんとの同一人物説を牽制するためではないかと見られている。 タスク 狐仮虎威が多用する謎の言葉。 一般的にタスクとはやるべき仕事や課題を指す単語であるが、狐仮虎威語録としては専ら本人が投稿や合作等への提出が期日を超過する際の言い訳として登場する。 タスクを抱えていて忙しいという割にはメスキングやゲーム配信などの不必要な行動は優先する、また特にやるべきことも無いにもかからわずタスクのせいにして合作に遅れた上に数十分程度で作れそうな低クオリティ動画を提出するなどの本人の行為から良い意味では全く受け取られていない。 スレでは「タスク=ゲームと豆腐監視」などと揶揄され馬鹿にされている。 黙丸 地蔵ムーブを決め込んだ狐仮虎威のこと。藍丸とかけた言葉。 もとは狐仮虎威と発言が酷似していた酔い止め豆腐の蔑称(豆腐アイス黙丸)であったが、上記のような期日遅れや不適切行為への指摘など都合の悪い事実には頑なに釈明しない狐仮虎威の立ち回りを指して呼ばれるようになった。 また「面倒事はスルーしたいが弱い者いじめだけはやりたい」という本人の性格からか各所に顔を出しまくるわりに自分の過失は棚に上げるという態度がこれに拍車をかけており、余計に批判を受けている。 全方位ヘイト 配信で度々自身の嫌いなものを発言しているが、そのあまりにも屈折した見方と偏狭的な考えから視聴者や囲いにもその都度ドン引きされている。 内容は以下の通り(2020年11月現在)。 + 狐仮虎威が嫌いなものリスト 【確定】 タグ荒らし(アリパイ)、野球、高校球児、補欠の癖に努力するやつ(正確には補欠のクセに腕立て伏せするやつ)、ブスで髪染めてるやつ、ブス、デブ、不潔なやつ、スポーツやってるやつ、女マネージャー、パクチー、チーズ牛丼食うやつを馬鹿にするやつ、紅ショウガ(小袋)ばっかり食うやつ、絶対に要らない量の割りばし持って帰るやつ、牛脂大量に持って帰るやつ、幸せなやつ、SNS全般、バー行ってる自分に酔ってるやつ、ソシャゲやってるやつ、ソシャゲ運営、一目惚れするやつ、デブのロン毛、カッコよくないロン毛、クソみたいなバンドマンとそのファン、KingGnu、最近の曲を考えなしに好きになるやつ、アイドル化した歌い手、米津玄師(ハチ)、クソつまんねえくせに集金に走り出すVtuber、パピルス、アンダイン、アルフィー、メタトン、クッキー☆に砂掛けてお気持ち表明したやつ、使い古されたジョジョネタ・刃牙ネタを何のひねりもなく使うやつ、馴れ合い否定するけど合作だけは良しとするやつ、承認欲求と言われること、企業Vのみんなでマリオメーカーやったりウェーイしてる身内だけで回してるあのノリ、構ってちゃん(ふるたか?)、たいして苦労もしてないのに幸せそうなやつ(実は苦労してるやつだろうが、外から見て苦労してなさそうに見えるのでそれは「苦労してないやつ」)、読書感想文にハリーポッターとか入れるやつ(昔の話で今は違う)、映画見る時に俳優で選ぶやつ、若手俳優ばっか使う映画、漫画読みに図書室来る知能レベル低いバカ(昔の話で今は違う)、「全然音楽習ってこなかったんで~」って言いながら子供の頃楽器習ってるやつ、「絵とか全然書いてないんで~」って言いながら中学漫画部のやつ、びっくり系のホラー、三次元(二次元が俺の住処的な意味ではなく純粋なディメンションとしての三次元)、格差や戦争のない世界、政治と政治思想(話さないだけ)、地球、地域差別、人類、平和、自分、孤児 【疑惑】 女投稿者、NYN姉貴、クッキー☆声優全般、スイスポに乗ってるような走り屋を気取ったキモオタク、スイスポ兄貴(淫夢投稿者)、声無しでも既に人気のあるキャラ、シコイド・ロズレイド、無産、緑のお茶、ふるたか、合作でなんでお前が入ってるんだよってやつ(嫌いとまでは言ってない)、オリンピック(開催中止が気持ち良いと言っただけでアスリートに対して言及はしていない)、ゆゆすのヘイト切り抜きで上がっていたもの(「言いたいことは他の人に言わせたらいい」「自分で言ってないからセーフ」例:ゆゆす「障碍者同士のセックスって気持ちよさそうだよな」に爆笑)、つまんねえコメント(2〜3万再生いった動画でつまんねえ言われても何も思わないお前の感性がつまんねえよ、伸びたら「つまんねえ」なんて関係ない、数字は重い)、自演広告するやつ(「自演広告を名前変えてやるのダサくないですか(笑)」) モアイ 狐仮虎威の自撮り写真を揶揄した言葉。 廻天つづり名義の実写配信で反射により顔面が映り込み、ブス呼ばわりされたのが発端だが、その後これを受けて狐仮虎威が自撮り写真をセルフ開示。画像は口元が隠されていたものの補正が甘く、修正された結果判明した顔はエラが張って輪郭が四角形であり、結果モアイ、桜塚やっくん、バズ・ライトイヤーなどと称される。 特にモアイ呼ばわりは相当堪えたらしく(*2)、その後更にツイッターの狐仮虎威垢をモアイ仕様にする迷走を見せた。 [部分編集] コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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陽狐シズヤ SR 火 8 5000 ラブリー・ヒート ■ロマンス・チャーム-アーマード・ドラゴン ■RC-このクリーチャーが攻撃する時、相手は自分自身のマナゾーンにあるカードを2枚選び、墓地に置く。 ■自分のドラゴンが攻撃した時、次の自分のターンの初めまでこのクリーチャーは呪文の効果を受けない。 (F)「大昔には龍に嫁いだ狐さんが居たんだって。今じゃ狂気の沙汰もいいとこだね・・・。」---とあるドリームメイト 作者:こもり 収録 「回帰編」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/moejinro/pages/183.html
「妖狐」とは・・・ 村サイド・人狼サイドどちらにも属さないのが「妖狐」です。 人狼に殺されることはありません。 ただし、占い師に占われてしまうと死んでしまいます。 村人、人狼を騙し、最後まで生き残れば妖狐の勝ちです。 = 妖狐の特徴 = ・村サイド、人狼サイドどちらにも属さない「第3の勢力」である ・「占い師」「霊媒師」には「村人」と判断される ・「占い師」に占われると、例え「狩人」に護衛されていても死亡する ・人狼の「喰い」では死亡しない ・「吊り」では死亡する = 妖狐勝利条件 = 村人または人狼が勝った時に生きてれば妖狐の勝利となります。 勝つ為には「死なないこと」です。 = 生存数にカウントされているが、村人でも人狼でもないのが「妖狐」 =・「村村村狐狼」のような5人が生存している 生存者数的には5人とカウントされていますが、妖狐は村人でも人狼でも無い為、 実質的には「村村村狼」の4人が生存している事になる。 「村村村狐狼」のような5人が生存している場面で「村人」が1人吊られ 喰いで一人死亡した場合、「村狐狼」となる。 妖狐は「村」にも「狼」にもカウントされない為、 実質的には「村人」=「人狼」となり、人狼の勝利条件を満たす事になる。 しかし妖狐の勝利条件である「村人/人狼陣営が勝利条件を満たした時に生存している」を 満たす為、妖狐の勝利となって、ゲームが終了。 逆の村人陣営の勝利条件である「人狼の全滅」時に妖狐が生存していても、 妖狐の勝利となる。 =妖狐敗北条件= 妖狐陣営が生存していない状態で、村人陣営または人狼陣営が勝利条件を満たしたとき。
https://w.atwiki.jp/trickart/pages/63.html
狐のスキル紹介的な何か(あくまで女将の個人的見解) ダウジングビギナーとダウジング比較 ⇒ ビギナーはカオスドリル以下を使用する際、ダウジングはそれ以上深く掘る場合に使用。 見ればわかるだろう ∵(´ε(○=(゜∀゜ ) また、ビギナーは物が密集して埋まっている場合(厳密にはビギナーの効果範囲に50個以上)に画像のように自分の上にばかり表示され足元などは表示されない事があるので注意 デトネイターとデストラクト比較編 ⇒ デストラクトはマスターだと3個前後設置できる、また感知力依存度がデトネイターよりも高いため極感知だとデストラクトが狐のスキルの中で最高の威力になると思う・・・ デトネイター,デストラクトともに任意の対象を攻撃できない欠点があるため密集地は注意 飛距離比較 特化狐の真髄「バニッシュ」編 消えていれば何者の攻撃も寄せ付けなーい・・・ように見えるが範囲魔法,地雷,自爆,影神殿の全体攻撃などの対象を選ばない攻撃はしっかりあたるのでPvなどでは注意が必要。また通常攻撃をしてしまうとしばらくバニッシュが使用できなくなるので注意 消えていてもガーディアンはしっかり働いてくれるので安全に攻撃できたりする 後述のポイズンアサルトとポイズンバケージで毒状態にしているmobからは消えていても攻撃が来る仕様になっているため油断せずガーディアンのスカンキーなど推奨 バニッシュ派生編 ⇒ 使い勝手の悪さからPvで相手を驚かすくらいのネタスキルと化す どんな防御力も毒の前には無意味なのだ! しかし針が当たらなければどうということもない[ガード]ω ̄)[ウィングガード]З ̄) ボスなどの耐性変化で防がれる場合もあるので過信しないこと
https://w.atwiki.jp/chaos-blade/pages/680.html
妖狐 紅葉-私に出来る事- 基本情報 フレーバーテキスト 未進化 + ++ 最終 セリフ集 参加イベント 参加ログインストーリー エキストラコンテンツ 基本情報 妖狐 紅葉 妖狐 紅葉+ 妖狐 紅葉++ [双翔]妖狐 紅葉 能力値 能力値 能力値 能力値 スキル 螺旋双刃 関連家臣 [身分が問題] 仙狐の継承者 紫音[憧れの存在] 妖狐 幻月 フレーバーテキスト 未進化 対天狐族における防衛戦に配備される。紅葉(クレハ)はまだ未熟で経験も浅いが、持ち前の努力と根性と愛国心を胸に困難へ立ち向かう妖狐らしからぬ妖狐である。根が単純で扱い易いので現場の指揮官からは便利な手駒として扱われている「天狐はあんなに豊かなのになんで戦いなんて……私達の国には一歩も踏みこませないから!」 + 元から軍属では無く剣術道場の一人娘であったが、天狐族の宣戦布告を受けて以後は義勇兵として立ち上がる。両親や友人らは反対の声をあげるも、最終的には紅葉の情熱に根負けし出立を見送る事となった「ここで私が活躍するとお父さんの道場も有名になるし、皆を守れるし、一石二鳥だよね!」 ++ 両手に武器を構える闘法は人間界でこそ異端の物とされるが、妖魔界においては広く普及している。紅葉の実家も双剣を扱う流派に属しており、攻防を一体とするその技は柔軟性に富む。紅葉の父親も彼女の身を気遣いならがも、この経験が娘とって大きな糧になるのでは、と期待を寄せている「仙狐族の人達、変な人ばかりだけどみんないい人だなぁ、これなら私もやっていけるね」 最終 実戦を通じ成長を重ねた紅葉は仙狐族への出向を命じられる。この裏には彼女の戦功を己の物とするため、証拠隠滅を図る一部士官の思惑が存在した。そんな事は露知らず新天地での出会いや体験を夢見て心を躍らせる紅葉。知らぬが仏とはこの事である「確かに私の戦い方だと仙狐人達と一緒の方がいいかも、双剣を使うあの子とも友達になれたらいいな」 セリフ集 マイページ(未進化) 天狐族も何で急に戦いを仕掛けてきたんでしょうかね……妖狐族の国を出るのは初めてなので、変な所があればすぐに教えてくださいね少し前までは仙狐族はそろそろ無くなっちゃうなんて噂が立っていたくらいですよ仙狐のお城はなぜ屋根の上に大きな魚を飾ってるんですか? マイページ(中途進化) 私の家は剣術道場なので、私も自分の身を守れる程度には戦えますこの戦いでは私だけじゃなく、色々な妖狐が兵に志願していますよ天狐族の力はとても強力です、妖狐族だけではとても戦えない相手でしたあの双剣使いの子、王様の妹さんだったんですか!?つまりはお姫様なんですね天狐族の侵攻を許せば戦えない人達が犠牲になってしまいます、お互い頑張りましょう幻月様とお話出来る機会があるなんて夢にも思っていませんでした今回の戦いを機に妖狐と仙狐がもっと仲良くなれたらいいですね紫音さん、呼び捨てにしていいよとは言ってくれるのですが流石にお姫様なので…… マイページ(最終進化) 天狐族との戦いは長くなりそうですね、これからもよろしくです紫音さん、呼び捨てにしていいよとは言ってくれるのですが流石にお姫様なので……また幻月様とお話しちゃいました、国に戻ったら皆に自慢する予定ですこの城には腕の良い職人さんが居るんですね、おかげで私の剣もぴかぴかですよ仙狐の皆さんも人間の皆さんもとても親切にしてくれています今回の戦いを機に妖狐と仙狐がもっと仲良くなれたらいいですね宮本さんの双剣は独特な扱い方なのでとっても参考になります紫音さんの武器は凄いですよね、確か仙狐族の秘宝なんですよね?天狐族の侵攻を許せば戦えない人達が犠牲になってしまいます、お互い頑張りましょう天狐族の力はとても強力です、妖狐族だけではとても戦えない相手でした バトル開始 仙狐族に変な所は見せられないし、頑張らないとねここは私に任せてください!今日はいつもより調子がよさそうですあの子、私と同じくらいなのに凄い……負けるもんか!仙狐族の危機は妖狐族の危機だもん、絶対にここは通さないから! 進軍時 せいっ、えいっ!斬り、開くっ!えへへ、体が軽くて気持ちいいななんのっ!まだまだ! 参加イベント 三狐争乱-巨兵襲来- 参加ログインストーリー [[]] エキストラコンテンツ +...
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〈狐尾族〉(フォックステイル、こびぞく、きつねおぞく、通称「キツネ」) ◆ゲーム時代の設定 狐尾族は、〈エルダー・テイル〉において狐の妖しさと人の賢しさを併せ持った種族である。豊かな毛並みの狐のような尻尾と頭部から上にのびた狐耳を持っているのが特徴。 彼らは、〈狼牙族〉らと同じように亜人との戦いのために人工的に生み出された種族である。魔法能力の高さを求めて作り出され、その点においては成功したものの、副作用として本来得るはずの能力を失い、他の能力を得るという厄介な性質も発現してしまった。その不安定さは戦闘種族としては致命的であり、失敗作の烙印を押されるに至った。そのためか、いまだに社会的な地位は高くない傾向にある。 ゲーム時代は、その容姿からプレイヤーからの人気が高く、クエストに華を添えるNPCとして起用されることも多かった。あまり戦いを好む種族ではないため、都市内のイベントで見かけることがほとんどで、情報提供者や交渉相手としてよく登場している。また「狐は化かす」というイメージからか、はたまた「他者の力を模倣する」という能力からか、相手をだます詐欺師としてや、事件の黒幕として登場することも少なくなかった。 しかし、彼らは騙しはしても裏切りはしない傾向にある。他者を利用することには躊躇はしないが、同時に信頼というものの価値を知っているからだ。彼らは社会に虐げられたからこそ、個人でのつながりを大事にするのである。 外見面では、頭部に生えた狐の耳と、腰部のふさふさした毛並みの大きめな尻尾が特徴である。尻尾や耳は幻尾と呼ばれ隠すこともでき、霊的な格の高さによって本数は変化する。尻尾の多さこそが彼らにとって、なにより実力をあらわすバロメーターなのである。 体格は、〈ヒューマン〉とほとんど変わらず、身長は150~180cmくらい、体重は55~110kgくらいである。髪の毛は、黒や金色、茶褐色などのものが多く、肌の色は黄白色から白色である。瞳の色も黒や金色、茶色のものが多い。 能力面では、魔力の制御が巧みで幻術などが得意な傾向にある。だがなんといっても一番の特徴は、能力の模倣、いわゆる特技の入れ替わりだろう。これは、本来取得するはずの能力を失う代わりに、他の職業や種族の能力を取得する、というものだ。何を失い何を覚えるのかは、意図的にコントロールできない。そのため、不安定な才能と評されることも多く、運に恵まれないと上手く生かすことができない。狐の耳と尾を持ち、千変万化の才能を秘めた気まぐれな種族。それが〈狐尾族〉である。 〈冒険者〉としては、前述の魔力制御の巧みさから、回復職と魔法攻撃職への適正が高いとされているが、武器攻撃職への適正も高い。 ◆ヤマトの国での扱い ヤマト地方での〈狐尾族〉の立場は、決して良くはない。貴族の勢力が強い地域では、獣人と呼ばれて蔑まれていることもある。その理由は、いくつかあるが大きいのは「失敗作」と「信頼できない」ことの二つであろう。 〈狐尾族〉は、〈狼牙族〉などと同じく亜人との戦いのために生み出された種族だが、必要な能力を失う厄介な特性から戦闘種族としては失敗作とされてしまった。また、他者の力を盗みとるという視線を向けられ社会的地位は低い。もちろん彼らの特殊な力は盗むどころか努力や才能で身につけるものであり、彼らの正当な実力である。だが、他の種族にはなかなか理解してもらえないのが実情。 このような立場のためか、国や街などの大規模な共同体を作ることは少なく、一族や家族単位で都市の片隅に住んだり、旅をして暮らすものが多い。また、他の種族が多い場所では、差別を避けるべく、耳と尻尾を隠して〈ヒューマン〉のふりをして暮らしている者も少なくない。 職業に関しては、個人の才覚で行なえる職につく者が多い。特に宝石商や美術商といった美術品を扱うものや、人の機微を扱う探偵や交渉人、占い師といった職業で、狐尾族をよく見かけることができる。 一方で、斎宮家を初めする貴族たちが抱えている密偵にも、〈狐尾族〉が多く雇われている。耳さえ隠せば〈ヒューマン〉とは見分けがつかないし、潜入のための魔法も得意であるからだ。口が達者なものや、機転が利くものも多く、組織に溶け込み情報を集めることなどお手の物なのである。 もっとも、優秀すぎるのが災いし〈狐尾族〉というだけでスパイ扱いされるケースもあり、他種族からの不信感を根深くする一因にもなっている。 〈大災害〉以降、ウェストランデ地方では迫害されることが減り、尻尾を隠さないで暮らす〈狐尾族〉が増えてきたという。おそらく〈Plant Hwyaden〉のギルドマスターが〈狐尾族〉であるからであろう。 また、アキバの街でも尻尾を隠さない者を見かけるようになったようだ。〈狐尾族〉への先入観がうすい〈冒険者〉は、彼らにとって付き合いやすいのかもしれない。 代表的な居留地 パリモフ大寺院 オウジ村 イガの隠れ里 ◆種族特技・特性 ■〈変わり身の一尾〉 変幻の力を秘めた〈狐尾族〉の尾の加護により、他の種族や職業に「化けて」特技を使うことができる。 ■〈狐の蠱惑〉 〈狐尾族〉の特性である高い精神力を磨き、蠱惑的なまでの内面的な魅力を持つ。 ■〈狐の偽装虎衣(にせこい)〉 変化の力を応用し、本来なら装備できないはずの様々な装束をまとうことができる。「虎の威を借る狐」とも言うが、借り物であろうと自身と仲間を守る力には違いない。 ■〈傾城傾国(けいせいけいこく)の九尾〉 魔性ともいえる魅力により、交渉を有利に進める特技。 ■〈三尾の妖力〉 妖の力を秘めた〈狐尾族〉の尾の加護により、自分の魔法や技の真価を一時的に引き出すことができる。 ■〈千変万化の七尾〉 尾に宿る変化の力を解放し、ランダムに様々な加護を得る特技。 ■〈ファムファタル〉 人間に対する戦闘に長けている。人を化かし、運命を惑わすという狐の因子が、対象の特性を暴き翻弄する。 ■〈放下功徳(ほうげくどく)の五尾〉 意識が尽きかけた苦境の中、残る力を味方の波長に変化させて譲り渡す特技。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」。放下の覚悟が戦況を覆す。 アイテム モンスター 用語 冒険者 システム サブ職業 召喚術師 地名 口伝 組織 クエスト 典災 職業 大地人 ゾーン 種族 妖術師 武士 守護戦士 神祇官 施療神官 暗殺者 古来種 盗剣士 武闘家 事件 吟遊詩人 特技 付与術師 森呪遣い 航界種 ダンジョン
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このページはこちらに移転しました 狐狗狸 作詞/無楽 畜生に聞く恋の行方 獣に託す 恨みの涙 あの子この子を 朱に染めて 千本鳥居の数を増やせば 願いかなうと聞いた夜 闇がコクリと頷き消える 頬を染めたは恋の頼み 首を染めた くだんの恨み あの世この夜を 朱に染めて 千本鳥居の数を増やせば 願いかなうと聞いた夜 闇がコクリと頷き消える あの子恋しや 華二つ 人を呪えば 穴二つ 狐も狗も狸も負ける 人という名の浅ましさ